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【この記事のエキスパート】
料理クリエイター、インスタグラマー:Ryogo
掲載レシピ500種類以上。おうちパスタ専門レシピサイト「BINANPASTA」を運営。
「おいしいをもっと身近に」をコンセプトに、簡単でおいしく作れるパスタレシピを日々発信している。
レシピ開発や商品PR、執筆、SNS運用サポートなど幅広く活動。
プロの料理人も愛用している銅フライパンは、熱の伝わりやすさが魅力。この記事では、銅フライパンの選び方とおすすめ商品をご紹介します。食材がくっつきにくいフッ素樹脂加工の商品やIH対応、卵焼き器などを厳選しました。長く使うためのお手入れ方法も解説します。
銅フライパンの魅力
銅フライパンは、熱伝導率が高いのが特徴です。料理や食材に素早く、均等に熱を加えることができます。
また、銅フライパンはさびにくいという特徴も持っているので、長く使うことができます。一般的な洗剤とスポンジを使ってさっと洗うことができるのも魅力的ですね。
銅のフライパンの種類・形状
銅フライパンは、どのような料理を作りたいかによって適した形状が異なります。形状ごとに向いている料理や特徴をまとめました。
炒めもの・パンケーキなどは「浅型」
主に炒め物やパンケーキなどに使われる銅フライパンは「浅型」となります。熱伝導がとてもよく均一に熱が伝わるのでムラなく炒め物ができるようになります。
一般的な形状でもあるので、メインのフライパンとして活用したいのであれば、浅型がおすすめです。
スープなどを作りたい方は「深型」
煮込むような料理やスープを作りたい場合は「深型」がおすすめです。深めの銅フライパンであれば、煮込む必要のある料理も比較的短時間で火が通ります。
とくに、硬めで分厚い野菜を使った料理は火がとおるまでに時間がかかるため、深い形をした銅フライパンが活躍してくれるでしょう。
お菓子作りなどには「小型」
お菓子や朝食などちょっとした料理を作りたいのであれば、「小型」の銅フライパンが適しています。ソース作りなどでも取り回しがよく使いやすいでしょう。
コンパクトなものなら、できあがった料理をそのまま食卓に出すこともできます。お皿を使わない分、洗い物が少なくてすむのは忙しい朝にはうれしいです。
きれいな卵焼きを作りたいなら「卵焼き専用」
焼き加減が均一で、きれいな卵料理を作りたいのであれば「卵焼き専用」の角型銅フライパンを使いましょう。火加減が難しい卵焼きも、熱を伝えやすい銅フライパンなら作りやすいですよ。
銅製の卵焼きフライパンはプロの料理人も愛用している方が多く、本格派の方にもおすすめです。
銅フライパンの選び方
それでは、銅のフライパンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】取り回しのよさ・重さ
【2】サイズ(直径)
【3】取っ手の素材・仕様
【4】家庭のコンロに対応しているか
【5】錫メッキ加工がされているか
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】取り回しのよさ・重さをチェック
銅フライパンは鉄製に近い重量があるため、女性が扱うには少々重めです。自分が扱いやすい重さのものを選びましょう。
あまりに重たいフライパンだと、手入れも調理も困難です。扱いづらいと結局使わなくなってしまうこともあるので、注意しましょう。
【2】サイズ(直径)をチェック
一人暮らし・夫婦・家族の人数によって適切なサイズが異なります。サイズは重さにもかかわってくるため、一度にどのくらいの量を作るのか考えて、銅フライパンを選びましょう。
26cm以上|家族の人数が多いなら
家族の人数が多いご家庭ならば、26cm以上の大きめな銅フライパンを選びましょう。食べ盛りのお子さんが多いご家庭では、28cmほどのフライパンがおすすめです。
20~24cm|家族の人数が少ないなら
1人から2人のご家庭では、20cmから24cm程度の大きさで十分です。ただし、作り置きをしたり一度に多く量を作っておきたい方は、大きめのものを選んでも問題はありません。
【3】取っ手の素材・仕様をチェック
銅フライパンを選ぶ際は、取っ手部分の素材にも着目してください。使い勝手がかなり異なるので、好みに合わせて選ぶ必要があります。
サビにくく丈夫な「銅製」
銅フライパンは、取っ手部分まで銅でできているものが多くあります。銅の取っ手はさびに強く、丈夫にできています。お手入れのしやすさもポイントです。
しかし、調理中は本体と同様に熱が伝わりやすく、熱くなってしまうことがあるため扱いには注意が必要です。火加減や触る場所によってはやけどの危険があるので、鍋掴みなどを使いましょう。
火傷が心配な方は「木製・樹脂製」
鍋掴みを使うのが面倒だったり、やけどを心配する方は取っ手部分が木製、または樹脂性で作られたものがおすすめです。ただし、銅に比べると頑丈さで劣る傾向があります。
くっつきにくい「フッ素樹脂加工」
密かに注目を集めているのがフッ素樹脂加工(テフロン加工)が施されたものです。銅フライパンの内側にフッ素樹脂加工がされていることによって、くっつきにくく油分を減らしてくれます。本格的な銅フライパンの扱いになれていない方はフッ素樹脂加工されたものがおすすめです。
ただし、しばらく使っているとフッ素樹脂が剥がれてくるので、買い替え時期も気にしながら使用する必要があります。
【4】家庭のコンロに対応しているかチェック
銅フライパンを選ぶ際には、既存のコンロに対応しているのかどうかも忘れないようにしてください。IHのコンロで使いたい場合は、IHに対応している銅フライパンでなければなりません。
銅フライパンは電気抵抗が大きく、対応していないフライパンを選んでしまうと使えない可能性があります。
【5】油馴染みがよくなる錫メッキ加工がされているかチェック
錫メッキ加工がされているものの場合、油馴染みがいいという特徴があります。よりサビに強くなり、お手入れの手間が少なくてすみますよ。
錫メッキがはがれてしまってもリペアを行っているメーカーもあり、安心して長く使うことができます。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
いつかは使ってみたい銅フライパン。どんな料理を作るかによって選ぶ形が変わってきます。素材や加工もさまざまなので、手入れの方法など普段の使い方に合ったものを選ぶのがおすすめです。
ただし、コンロのタイプによっては使えないこともあるので、ご家庭のコンロに対応しているものを選ぶようにしましょう。さらに、銅は鉄と同程度の重さがあるため、フライパンの重さも頭に入れておくとよいでしょう。