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【この記事のエキスパート】
元歌舞伎役者・JSA認定ソムリエの数寄monoライター:杉浦 直樹(スギウラ ナオキ)

元歌舞伎役者・JSA認定ソムリエの数寄monoライター:杉浦 直樹(スギウラ ナオキ)

コピーライター、歌舞伎役者、シトロエンのトップセールス、支配人兼ソムリエとしてフレンチレストラン経営、モノ系雑誌の編集ライターを経て現在好事家フリーライター。

編集時代は文房具やスーツケース、ガジェットなどに関するコンテンツを多数担当。

またブルゴーニュとシャンパーニュの「古酒」専門フレンチレストラン、オーセンティックなカウンターBarを経営していたため、ワインはもちろん、スピリッツ・リキュール・日本酒・焼酎にも造詣が深い。


クリスマスや結婚式、記念日などによく飲まれるシャンパン。モエやドン ペリニヨンが有名ですが、甘口・辛口、白・ロゼなど、他にも様々な人気銘柄があります。この記事では美味しいシャンパンの選び方と市販のおすすめ商品を紹介します。安い値段でコスパの高い商品から、有名な高級シャンパンまで厳選しました。

スパークリングワインとの違いも解説
シャンパンとは?

出典:Amazon

「そもそもシャンパンってなに?」「スパークリンクワインと何が違うの?」 と思っている人も多いでしょう。

シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方でつくられたスパークリングワインのことを指します。つまり、シャンパンとはスパークリングワインの一種。瓶に詰めた非発泡ワイン(スティルワイン)に糖分と酵母を加えて栓をし、瓶のなかでさらに発酵させる「シャンパーニュ方式」でつくられているのが特徴です。

瓶のなかでゆっくりと二次発酵させることで、シャンパンらしい繊細できめ細かな泡立ちが生まれます。

初心者でも飲みやすい! プレゼントにも!
シャンパンの選び方

自分で楽しむだけでなく、結婚祝いや新築祝い、開店祝いなどのお祝い事や、父の日や母の日、誕生日、クリスマスなどにお酒好きの人へのギフトとしても人気のシャンパン。ここからは、美味しいシャンパンに出会うための選び方を紹介します。ポイントは下記。

【1】白・ロゼなどシャンパンの種類で選ぶ
【2】甘口・辛口など味わいから選ぶ
【3】原料のブドウの品種で選ぶ
【4】シャンパンのグレードで選ぶ
【5】シャンパンの香りも楽しんで選ぶ
【6】ギフト用なら正規輸入品かどうかチェックを

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】白・ロゼなどシャンパンの種類で選ぶ

出典:Amazon

シャンパンの色は、ブドウの種類に関わらず「白」か「ロゼ」の2種類です。多くのシャンパンは白ですが、なかにはロゼのものもあります。

ロゼとは、ブドウの果皮を一緒に漬け込んだり、少量の赤ワインとブレンドしてピンク色にしたシャンパンのこと。華やかな見た目なので、特別な日の贈りものにぴったりです。

【2】甘口・辛口など味わいから選ぶ

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まず、好みに合うシャンパンの味を見極めましょう。「ブリュット」と名前がついているものは辛口で、「セック」が中辛口、「ドゥミセック」は甘口、「ドゥ」は極甘口とされています。「エクストラ・ブリュット」や「ブリュット・ナチュール」と名前がついたものは極辛口です。

料理との相性や、飲む人の好みに応じて選んでみましょう。とくに、クリーミーな白カビタイプのチーズとシャンパンは相性がよいです。

【3】原料のブドウの品種で選ぶ

シャンパンに使われるブドウは3種類。味わいや香りの違いを知って、ブドウの品種から選ぶのもひとつの方法です。

「シャルドネ」は、柑橘系の香りが感じられエレガントな味わいが特徴。シャルドネだけを使って作ったシャンパンは「ブラン・ド・ブラン」と呼ばれます。

豊かな香りと力強い味わいを求めるなら、「ピノ・ノワール」を使ったシャンパンを選ぶとよいでしょう。フルーティーでシルキーなシャンパンが飲みたいのなら、「ピノ・ムニエ」を使ったものを選んでください。早く熟成するブドウで、加えることでシャンパンにやわらかな味わいをもたらします。ピノ・ノワールやピノ・ムニエといった、黒ブドウだけで作られたシャンパンは「ブラン・ド・ノワール」という名前が付けられます。

ブドウの品種やブレンドの割合によって味が変わるので、ぜひ自分好みの一本を探してみてください。

【4】シャンパンのグレードで選ぶ

シャンパンを選ぶときは、そのグレードにも注目してみましょう。

「ノン・ヴィンテージ」のものが一般的

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シャンパンは、収穫年が異なる原酒となるワインをブレンドした「ノン・ヴィンテージ」のものが主流です。ボトルには「NV」と書かれています。複数のワインをブレンドすることでバランスのよい味わいに仕上がり、そのつくり手のこだわりや特徴がはっきりと感じられるようになります。

つくり手ごとの個性を楽しみたい人には、ノン・ヴィンテージのものがぴったりです。

ワンランク上の「ヴィンテージ」は当たり年のもの

醸造年度がはっきりしている「ヴィンテージ」は、ラベルに書かれた年に収穫したブドウだけを使い、3年間瓶のなかで熟成させてから出荷されるワンランク上のシャンパンです。

年ごとの味わいの差が感じられるので、同じ銘柄のヴィンテージ違いを味わってみると楽しいでしょう。長期熟成も可能なので、さらに熟成させて味の変化を楽しむのも「ツウ」な楽しみかたです。

威信をかけて作り上げたシャンパン「プレスティージュ」

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ラベルに「PRESTIGE(プレスティージュ)」と書かれたシャンパンは、そのつくり手が威信をかけて醸造したシャンパンです。利益を度外視した手間と時間がかけられていることも珍しくありません。

プレスティージュは、こだわり抜いた区画で収穫された品質のよい当たり年のブドウを使ってつくります。ものによっては、5年以上熟成させた長期熟成タイプのプレスティージュもあります。

【5】シャンパンの香りも楽しんで選ぶ

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シャンパンは、味わいや色だけでなく香りも商品によって異なります。フルーティーな香りのものから、芳醇で香ばしい香りのものまでさまざま。好みの香りからシャンパンを選ぶのもいいでしょう。

また、なかにはグラスに注いだあとから時間が経つとともに香りが変化するものも。熟成期間が長く高級なシャンパンに多いです。香りの変化を楽しめるものを選ぶのもいいですね。

【6】ギフト用なら正規輸入品かどうかチェックを

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シャンパンを購入するときは、正規の海外からの取寄せ品かどうかも忘れずにチェックしましょう。並行輸入品の場合、誰がどのような経路で手に入れ、取り寄せたかがわかりません。ものによっては保管状態が悪く、品質が劣化してしまっていることもあるので注意が必要です。

贈りものにするなら、正規販売店や正規で取寄せを行う代理店などから購入しましょう。並行輸入品よりも品質管理が行き届いていることが多いので、シャンパン本来の味わいを楽しんでもらえるはずです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)