JR北海道は新型コロナウイルス感染症の拡大による業務量の急激な縮減を受け、「一時帰休」の実施について合意に達したと発表した。実施期間は5月1日から7月23日までとなる。

  • JR北海道が「一時帰休」を実施へ

対象者数は約1,450人で、1人あたり1カ月間に数日程度休ませる。このうち駅、インフォメーションデスク、旅行センター、コールセンターは、窓口を減らすことで約400人を「一時帰休」の対象に。運転士と車掌は乗務する行路を減らし、約300人を順次一時帰休させる。本社や各営業所に務める社員約750名も対象となる。

なお、「一時帰休」の対象となった社員に関して、賃金の減額は行わず、国の雇用調整助成金を活用して支払う見込みだという。