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【この記事のエキスパート】
IT・サイエンスライター:島田 祥輔

IT・サイエンスライター:島田 祥輔

パソコンやインターネットサービスを初心者向けに解説する書籍や記事を執筆。他にもサイエンス一般について雑誌やニュースサイトで執筆。

著書に『おもしろ遺伝子の氏名と使命』(オーム社)、『遺伝子「超」入門』(パンダ・パブリッシング)、編集協力に『池上彰が聞いてわかった生命のしくみ 東工大で生命科学を学ぶ』(朝日新聞出版)、『ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか』(高橋祥子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。また、腸内細菌検査サービス「マイキンソー」のオウンドメディア「Mykinsoラボ」の編集長を2017年から2021年まで経験。


冬の路面をはじめ、さまざまな場所の凍結を防止するのに役立つ寒冷地に必須の「凍結防止剤」。駐車場や玄関、庭先に散布することで、車のスリップや歩行中の転倒事故を防いでくれます。ここでは、塩化ナトリウム・カルシウム含有、粉・粒状・液体タイプなど凍結防止剤の選び方とおすすめ商品を紹介します。

凍結防止剤とは

出典:Amazon

氷や雪を溶かし、再凍結を防いでくれる凍結防止剤。道路だけでなく、玄関先や駐車場に撒いておけば、車のスリップや歩行中の転倒防止になります。

成分は主に塩化物で、持続性が高く散布の手間を減らす塩化ナトリウム、即効性に優れた塩化マグネシウムなどがあります。

凍結防止剤の種類・形状

凍結防止剤の形状には、「顆粒タイプ」と「液体タイプ」の2種類があります。それぞれメリット、デメリットがあるので、自分が扱いやすい形状を選びましょう。

顆粒タイプ:安価で主流のタイプ

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凍結防止剤は、小さい粒がたくさん入っている「顆粒タイプ」が主流です。比較的安価で種類も豊富です。しかし、袋に入った状態では大きくて重いものが多く、散布してからスコップなどで広げる必要があるので、女性やお年寄りには重労働になる可能性があります。

液体タイプ:扱いやすく長期保管できるタイプ

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女性やお年寄りでも扱いやすく便利なのが「液体タイプ」になります。ジョウロなどに入れて、サッとまくだけなので誰でもカンタンに使用できるでしょう。価格は「液体タイプ」のほうが高いですが、長期間保管できるというメリットもあります。

凍結防止剤の選び方

それでは、凍結防止剤の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】成分
【2】安全性
【3】性能

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】成分をチェック

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凍結防止剤を選ぶうえで重要なのは、使用されている「成分」です。成分のタイプは、「無塩タイプ」と「塩タイプ」の2種類。それぞれ、効果や環境への影響が異なるため、使用する場所に合わせて選ぶようにしましょう。

駐車場や庭先などには環境にやさしい無塩タイプ

「無塩タイプ」の主成分は、カルボン酸や尿素などの非塩素系化合物。効果は塩タイプに比べると低いものの、尿素などは微生物で分解されるのが特徴なので、塩害の心配がありません。

つまり、環境にやさしく、金属を腐食させる心配もないので、駐車場や、自宅の庭などに安心して利用できます。

道路など確実に凍結を予防したいなら塩タイプ

「塩タイプ」の主成分は、塩化カルシウムや塩化マグネシウム、塩化ナトリウムです。塩タイプは強力な凝固点降下作用を起こすため、効果が高いのが特徴。確実に凍結を予防したい場合には「塩タイプ」を利用しましょう。

凍結防止剤の主流となっている「塩タイプ」ですが、植物が枯れる、金属がさびるなどの塩害が心配されますので、使用する場合は注意してください。

【2】安全性をチェック

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凍結防止剤を使う前に確認しておかなければならないのが「人体への影響」です。直接手で触れるとかぶれてしまうものもあるので、商品説明をよく確認しましょう。人体に影響がある場合は、スコップや手袋を活用するといいでしょう。

また、お子さんやペットがいるご家庭や、植物への影響が心配な場合には、塩害がない「無塩タイプ」がおすすめ。ただし、効果を上げるために塩化化合物を少量混合している商品もあるので、事前にしっかり確認してくださいね。

【3】性能をチェック

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寒い地域に住んでいる人は、雪や凍結の対策を日常的に行なわなければなりません。塩害の心配も必要ですが、効果の弱いものでは作業もたいへん。寒冷地では、即効性と持続性にすぐれているものを選びたいところです。

硬化の強い塩タイプの凍結防止剤のなかで、どのような成分が持続性と即効性にすぐれているか見ていきましょう。

持続性を重視して散布の手間を減らす塩化ナトリウム

塩タイプのなかでも持続性にすぐれているのは「塩化ナトリウム」で、散布頻度を減らしたい方におすすめ。仕事から帰宅したときや就寝前などに散布しておけば、翌朝まで凍結を防止してくれる持続性が期待できます。

また、比較的軽量なので作業しやすいのもメリットです。長期保存にも向いているので、寒冷地以外の地域でも、突然の寒波に備えて保存しておくこともできますよ。

即効性にすぐれ強力な効果を発揮、再凍結を防ぐ塩化マグネシウム

効果がある塩タイプのなかでも、即効性があるのは「塩化マグネシウム」です。低温環境下でも効果が強力なので、すでに凍結が始まっていても大丈夫です。また、凍結予防効果がすぐれているというメリットもあります。道路を早く乾かして、再凍結を防ぎたい場合に利用するといいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)