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【この記事のエキスパート】
帝京平成大学 現代ライフ学部 児童学科 講師(元公立小学校教師):鈴木 邦明
神奈川県、埼玉県の公立小学校に22年勤めた後、短大、大学での教員養成、保育者養成に移り、現在に至る。
現在は、大学での講義を中心に、保護者向けに子育て・教育、教員向けに授業方法・学級経営などのテーマで執筆、講演などに幅広く活躍中。
小学校3年生から4年生くらいになると学校の授業で使うことになる分度器。この記事では、元公立小学校教師の鈴木邦明さんに聞いた、小学生向けの分度器の選び方とおすすめ商品を紹介。角度や目盛の読み方をしっかり身に付けられる、わかりやすい分度器を選ぶ参考にしてみてください。
分度器の選び方
まずは分度器の選び方をチェックしていきましょう。帝京平成大学 現代ライフ学部 児童学科 講師・鈴木邦明さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの分度器を選ぶために参考にしてみてください。
目盛りの正確さが大事!信頼のメーカーから選ぶ
分度器は、小学生が学校で角度の学習をするときに利用する文房具のひとつです。デザインや製図などで使われる分度器は、小学生には理解が難しいもの。学童文具を製造するメーカーは、独自のノウハウで子どもが使いやすい分度器を製造しています。
はじめての分度器でつまずかないように、子どもの学習をサポートするノウハウを持った学童文具メーカーから選ぶとよいでしょう。
数字が大きく見やすいデザインを選ぶ
目盛の読みかたを練習する小学生にとって、文字の読みやすさも重要なポイントです。文字が大きく強調されている分度器を選ぶことが大切です。分度器を長く使っていると、数字が指の爪や鉛筆の先で削れてしまうことがあります。なるべく摩耗性の強いインクで書かれた分度器を選ぶとなおよいでしょう。
素材で選ぶ
ペットボトルにも使われている強度や透明度もじゅうぶんあるPET製や、すぐれた透明度と強度で知られるPMMA製の分度器を選びましょう。PMMAはメタクリル樹脂やアクリル樹脂とも呼ばれ、ノートやテスト用紙の文字や線を分度器ごしに読みとりやすく、落としても割れにくいのが特徴です。
サイズで選ぶ
小学生が使う分度器のサイズは9センチから12センチ程度がベストです。道具箱の中に入れていても邪魔になりませんし、ペンケースに入れて持ち運ぶにも丁度いいサイズでしょう。
余白の無い「目盛ゼロスタート」か確認する
分度器には直線部分に余白が設けられているものとないものがあります。余白がないタイプを目盛ゼロスタート分度器と呼び、分度器の底にあたる直線部分を測りたい対象物にピタリと重ねて角度をはかるタイプ。端メモリ、はしゼロメモリといった呼び方もあります。
そのため紙の上の図形だけでなく、立体物の角度も自在に計測可能。余白がないことで分度器の位置決めができるので、選ぶ目安にしてみてください。
帝京平成大学講師からのアドバイス
【エキスパートのコメント】
小学生向けの分度器選びでは「扱いやすいこと」「丈夫であること」がポイントです。きちんと自分の調べたい角度に合わせることができ、その角度を読み取ることがしやすいものが子どもにとって使いやすい分度器です。また、薄すぎて強度が弱いものなどは使用するなかで破損の可能性があります。丈夫な素材であることも重要です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)