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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


自動車のマフラーや温風ダクト、排気管、電気配線など、高温になる箇所の修理やメンテナンスに便利な耐熱テープ。100均でも買えますが、耐熱温度などポイントをおさえて選ぶことが大切です。本記事では専門家に話をうかがい、耐熱テープの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

DIYクリエイターに聞く
耐熱テープの選び方

熱でのりが溶けてしまう普通のテープと比べて非常に熱に強いため、バイクの補修やDIYなどでも活躍する耐熱テープ。さまざまな種類と特色がある耐熱テープの選び方のポイントを解説します。ポイントは以下の2つです。

【1】使用素材
【2】難燃性の高さ

上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。

【1】使用素材をチェックしよう

耐熱テープは、用途に合った素材の製品を選ぶ必要があります。素材ごとの特色を紹介します。

ポリエステル・ポリエチレン|耐熱性は低めだが汎用性が高い

出典:Amazon

さまざまな場所で使える汎用性が高いタイプは、透明のポリエステルフィルムおよびポリエチレンを使ったものです。透明なので目立たず、結束や固定、補修に使いやすいことは間違いありません。

普通のテープよりずっと高温の状態で使えますが、耐熱テープのなかでの耐熱性は低めであることに注意しましょう。

ガラスクロス・ポリイミド|絶縁材としての使用に

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電気の絶縁で使いたいなら、ガラスクロス製テープやポリイミド製テープなどがおすすめ。180〜280℃くらいの高温にも耐えられます。

選ぶときの目安として、注意書きに記載されている耐熱区分クラスを見て用途に合っているかどうかの確認をしましょう。

アルミテープ|金属部分への使用に

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金属部分に使うのに向いているものはアルミテープです。アルミ箔を使っていて高温域に強い性質を持っています。それを生かしてマフラーテールの補修や浴槽、石油ストーブの煙突の補修にもよく使われます。

ガラスクロスを使ったものは破れにくいうえに引っぱられても強いので、振動が起きる場所にも使えます。

アルミナ・シリカ|高温域での使用に

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修理する部分によっては、1,000℃ほどの超高温になる場合があります。たとえば溶接作業現場の火花よけや自動車のマフラーなどです。

こうした部分に使用するにはアルミナやシリカなどの素材が使われたテープが向いています。シリカは1,000℃レベルの高温でも変形すらせずに耐えられます。そのシリカから作られたアルミにおいては1,200℃以上の高温にさえ耐えられます。

両面テープ|高温となる部品の貼り合わせに

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耐熱両面テープは、高温となる部分にものを貼りつけるのに向いています。熱に強く200℃くらいまで耐えられるので、さまざまな使い道があります。自動車のなかで直射日光にさらされる場所などにもいいでしょう。

マスキングテープ|焼付塗装やヒートガンに

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耐熱マスキングテープは、120~260℃くらいの高温下の状態に耐えられるものが多いので、焼付塗装やヒートガンによる加工などに向いています。連続耐熱時間が何分などと記載されているものは、加熱の継続時間がそれを超えないようにしましょう。

【2】難燃性が高い耐熱テープを選んで安全に使用しよう

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用途によっては燃えるおそれがある場合もあります。自動車のマフラーなどは高温になりますし、電気の絶縁でも燃えるおそれがあります。

そういった場合は、難燃性が高い耐熱テープを選びましょう。そうすれば、万が一火が起こっても燃え広がることを防げます。アメリカ軍のUL規格が適用されているものなら、燃焼試験をクリアした証として「UL510」と記載されています。

DIYクリエイターからのアドバイス
耐熱範囲や使用する場所の素材をチェック

【エキスパートのコメント】

耐熱テープには、修復や巻き止めなどに使用する場面が多くあります。

耐熱テープを選択する際には、耐熱温度の範囲はもちろんのこと、使用する場所や使用する素材に合ったものを選択するといいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)