ロックバンド・氣志團の綾小路翔が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、人生で初めて挫折を経験した出来事を明かした。

綾小路翔

綾小路翔

この日はプライベートで親交の深いタレント・武田真治、ゴールデンボンバー・鬼龍院翔と共に出演。

それぞれ現在の道に進むきっかけを語り合うの中、綾小路は「ステージの上に憧れるという気持ちに最初になったのが光GENJI。小学5年生の時」と回顧。初恋の相手が光GENJIの下敷きを愛用していたことから、「彼女に振り向いてもらうためには、彼らみたいにならなきゃいけない。ジャニーズに行くしかない」とジャニーズ事務所に応募することを決意する。

母から、「お母さんと結婚してください」「背中見せてください。あれ? 羽はどこ?」と溺愛されて育った綾小路少年。履歴書を書き、「褒めてくれる」と思って「ハンコ押して」と母に頼むと、母は泣きながら綾小路をビンタして、「お母さんのせいだね。ごめんね」「お母さんにとっては世界一カッコいいけど、世間的にはそうではないの」と詫びたという。

「『お母さんと結婚してください』『背中見せてください。あれ? 羽はどこ?』とか言うようなタイプの母ちゃんだったんですよ」「バーンって殴られて、うわーって泣いて」と当時を思い出し、「これが一番最初の挫折ですよ。うそー!?」と苦笑する綾小路。「『俺は無理なんだ。そういう人たちにはなれないんだ。カッコよくなれないんだ』と分かった時に、バンドブームが」「すごいハンサムじゃなくてもバンドと歌っていることが良くてみんなに支持されている人たちがバンバン出てきた。隣のお兄ちゃんみたいな人がいっぱいいたので。そこに勇気をもらって始めたんですよ」と音楽の道に進むきっかけを懐かしそうに振り返っていた。