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【この記事のエキスパート】
IT・サイエンスライター:島田 祥輔

IT・サイエンスライター:島田 祥輔

パソコンやインターネットサービスを初心者向けに解説する書籍や記事を執筆。他にもサイエンス一般について雑誌やニュースサイトで執筆。

著書に『おもしろ遺伝子の氏名と使命』(オーム社)、『遺伝子「超」入門』(パンダ・パブリッシング)、編集協力に『池上彰が聞いてわかった生命のしくみ 東工大で生命科学を学ぶ』(朝日新聞出版)、『ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか』(高橋祥子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。また、腸内細菌検査サービス「マイキンソー」のオウンドメディア「Mykinsoラボ」の編集長を2017年から2021年まで経験。


「錆転換剤」は錆落としの必要もほとんどなく、赤錆を黒錆に変えることができるアイテムです。ホームセンターや100均ショップのほか、ネット通販でも購入できます。本記事では、錆転換剤の選び方とおすすめ商品をご紹介。スプレータイプや上塗りできるものもピックアップしています。

錆転換剤とは

出典:Amazon

錆転換剤とは赤錆を黒錆に変えることができるアイテムです。

赤錆を放置しておくとどんどん錆が広がってしまいます。黒錆は、赤錆の原因になる空気や湿気が金属内部に入り込ませないようにする性質があるため赤錆が発生しなくなるのです。赤錆を黒錆に変化させてガードさせるのが錆転換剤の仕組みです。

錆転換剤の選び方

いろいろなタイプがある錆転換剤なので、迷ってしまうことも。自分の用途にふさわしいものが選べるように、錆転換剤の選び方のポイントを5つ解説します。

【1】塗る場所に合う原料
【2】塗布方法
【3】容量
【4】重ね塗り可能か
【5】コーティング力があるか

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】塗る場所に合う原料をチェック

水性と油性がある錆転換剤ですが、上手に使い分けるためには使用する場所の特徴によって考えなくてはなりません。詳しく見ていきましょう。

「水性タイプ」は表面が凸凹した塗りにくい場所に最適

出典:Amazon

水性の錆転換剤には、油性のものよりも染み込みやすいというメリットがあります。これは凹凸が多い場所などにはもってこいです。

油性で到達しにくい場所でも、水性なら染み込んで到達します。そのうえ刺激臭も少なく、火にとくに気をつける必要もありません。乾くまでの時間も比較的短くて済みます。

「油性タイプ」は外気にさらされる屋外に最適

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建物の屋外に面した部分や車の外側など、外気にさらされる部分には、耐久性の高い油性の錆転換剤がいいでしょう。天候が変化しても変わらずサビ部分を薄膜がカバーするので、効果が長く保たれます。

しかし油性のため火気のある場所での取り扱いはできません。使う場所に注意しましょう。

【2】塗布方法をチェック

多くの方は錆転換剤を使う作業に慣れていないので、できるだけ手軽にできるような仕様になっているかどうかはポイントのひとつです。塗布する方法の中で使いやすいものをチェックして選びましょう。

「刷毛塗り」は広い範囲をたっぷりカバー

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扉やガレージのシャッターなどに使用する場合は、面積が広いので、刷毛(はけ)塗りのタイプがふさわしいでしょう。広くてもスプレータイプよりもまんべんなく塗れるので、塗り残しを防ぐことができます。塗る面積によって、容量が多いものから少量のものまで選び分けることもできるので、ムダなく使うことができるでしょう。

「スプレー」は手の届きにくい場所も塗りやすい

出典:Amazon

車の下回りのこまかい部品や金具に、またバイクのパーツやマフラーなどに対して使うのには、届きにくいところまでいきわたらせやすいスプレータイプが活躍します。

刷毛では塗りにくそうな場所でも、スプレータイプなら、誰でもかんたんにできるので重宝されています。

【3】容量をチェック

出典:Amazon

容量は赤錆の進行具合から選びましょう。一気に錆対策をするなら広範囲まで塗れる容量の多いサイズが必要です。

途中まで塗って使い切ってしまい、続きは違う商品で塗ってしまうと色の差がでてしまうため、なるべく同じ商品を使うようにしましょう。そのため赤錆の範囲に合わせて容量を選ぶことが重要になります。

【4】重ね塗りできるかチェック

出典:Amazon

DIYなどで錆転換剤を仕上げた後に塗料を上塗りする場合は、上塗りが可能なタイプか確認する必要があります。製品によっては上塗りすると融解してしまうものもあります。油性の錆転換剤なら上塗りができるものが多いです。

【5】コーティング力があるかチェック

ナチュラルな黒サビの風合いを活かしたまま仕上げたい場合は、コーティング力の高い石油系原料やエポキシ樹脂が配合された錆転換剤を選びましょう。ヴィンテージ風に仕上がるのでおしゃれなDIYが叶います。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)