コロナウイルスの感染拡大を防ぐべく、各都市で外出を自粛する状況が続いています。しかし、ずっと自宅にこもることで増大するのが、家族のストレス。「自粛がはじまってから喧嘩が増えた」なんてご家庭も多いのでは?
今こっちさん(@gororin_dararin)が子供たちのために用意した、素敵なアイデア。「やさしくなれるテント」がツイッターで注目を集めていました。
「やさしくなれるテント」は、気持ちを落ち着けることができる個室のこと。今こっちさんのお宅には、現在、小学1年生と幼稚園の年中さんのご兄弟がおられるんだそうで、その喧嘩をうまく収めるために生まれた発想なんだとか。
入り口には、
・ここには一人しかはいれません
・おこったり、ないたりしたらはいります
・でてくると、ふしぎなことに、とてもやさしくなっています
・ふたりではいりたいときは、じゅんばんです
とルールが書かれており、子供たちにも決まりが分かりやすいようになっていますね。
今こっちさんにお話を聞いてみたところ、
「休校・休園で家に缶詰め状態で、子どもの体力とストレスが溜まり、喧嘩が増え私も疲れ……。
叱っても収まるわけがなく、それなら面白いほうがいいと思い『やさしくなれる魔法にかかる』という形でのクールダウンスペースを作りました」
とのことでした。親としては、ついつい「ウルサイ!」と大きな声を出してしまいそうですが、あまりに怒鳴ってばかりでは、家庭の環境を考えてもよくありません。親も子供たちも幸せになれる、なんと素晴らしいアイデアでしょうか。
ちなみに現状、子供たちは「まんまと引っかかっています!」とのことで、このやさしくなれるテントがうまく機能していると教えてくれました。
外出自粛のストレスで、一部では夫婦関係が悪くなるなどの報道もなされています。この「やさしくなれるテント」が必要なのは、案外、大人のほうかもしれませんね。
休校&休園中の兄弟喧嘩対策本部です。 pic.twitter.com/aAKGUC27Qd
— 今こっち (@gororin_dararin) April 10, 2020