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【この記事のエキスパート】
温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理

温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理

大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。

自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。


液体や米などの移し替えに便利な「漏斗(ろうと・じょうご)」。食品用の漏斗のほかに、シャンプーや化粧品を詰め替えるとき用のものや、折りたたみ式など、幅広い商品が販売され、サイズもさまざま。この記事では、漏斗の選び方のポイントとおすすめ商品をご紹介します。

漏斗はなにに使うもの?

漏斗は、液体などを、おもに大きい容器から小さな容器に移し替えるときに使われる道具です。家庭では持っていない方でも、小学校の理科の実験で使ったことがある方も多いのではないでしょうか。

醤油や米の移し替えをする食品用の漏斗のほかに、シャンプー用の漏斗、化粧品を詰め替えるための小さな漏斗など、幅広い商品が販売されています。

「ろうと」と「じょうご」の違いは?

「漏斗」は、「ろうと」もしくは「じょうご」と呼ばれます。漢字は同じで読み方が異なりますが、なにか違いがあるのでしょうか。結論からいうと、用途が違うだけで同じものを指します。

理科の実験などで、薬品をビーカーにうつすといった用途の場合は「ろうと」、それ以外の家庭で醤油を瓶に入れるなどの用途の場合に「じょうご」といいます。ここでは、おもにキッチンツールなど家庭用としての漏斗について紹介していきます。

用途を考えて
漏斗の選び方

ここからは、漏斗の選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記の5つ。

【1】用途に合った素材
【2】サイズ
【3】お湯やスープを注ぐためなら取っ手付き
【4】目盛り付きなら計量しながら注げる
【5】らせん状や空気の逃げ口ありの注ぎやすいタイプ

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
あわせて管理栄養士の渡辺愛理さんのアドバイスも紹介しています。自分の使い方にぴったりの漏斗を選ぶために参考にしてみてくださいね。

【1】素材は用途に合ったものを選ぼう

漏斗はさまざまな素材から作られています。素材ごとの漏斗の特徴を見ていきましょう。

丈夫で使いやすい「ステンレス」

出典:楽天市場

耐久性が高く、煮沸消毒も可能なのがステンレス製の漏斗です。熱に強いので、熱い飲みものやだし汁などを詰め替える際に重宝します。

デザイン性が豊富な「プラスチック」

出典:Amazon

プラスチックの漏斗は、デザインやカラーが豊富です。人とは違う、オシャレな漏斗がほしい方はまずプラスチック製をチェックしてみるといいでしょう。

折りたたんでコンパクトにできる「シリコン」

出典:Amazon

収納しやすいものを求めている方は、シリコン製の漏斗がぴったり。ジャバラのようにたためるタイプが数多く販売されています。また、シリコン製は熱にも強いので、熱い飲みもの用にも使用可能です。

【2】注ぐ容器に合わせてサイズを選ぼう

出典:Amazon

注ぐ容器に合わせて、上部の口径、下部の口径を選びましょう。注ぎ口上部の口径が10cm、下部の口径が1cmのものが主流です。

しかし、ジャムなどの粘性の高いものを移し替えるのに便利な上部口径、下部口径ともに大きいもの、醤油差しへの移し替えに適している下部口径が小さいものなど、用途によってさまざまなサイズがあります。

なにをどんな容器に移し替えるのかをイメージできると、サイズを決めやすいでしょう。

【3】お湯やスープを注ぐためなら取っ手付きが便利

出典:Amazon

お湯やお茶、だし汁といった熱い液体を移し替える際に適しているのが、取っ手付きの漏斗です。液体が入る部分に直接手を触れる必要がありませんので、効率よく移し替え作業ができます。さらに、熱いものだけではなく、冷たい飲み物を移し替える際にも重宝します。

ただし、取っ手がある分かさばりますので、収納スペースはあらかじめ確保しておきましょう。

【4】目盛り付きなら計量しながら注げる

出典:Amazon

漏斗のなかには、目盛り付きの商品もあります。目盛り付きの漏斗は、移し替えという本来の機能に加えて、計量カップとしても使用可能です。合わせ調味料を作る際には、計量をしながら注げるので、計量カップを別に用意する必要がありません。

半透明のプラスチック製の目盛り付き漏斗であれば、液体の量が外側からひと目でわかるので、作業効率がさらに上がるでしょう。

【5】らせん状や空気の逃げ口ありの注ぎやすいタイプも

出典:Amazon

できるだけすばやく移し替えたいという方は、漏斗の足の部分の構造に注目してください。ストンと下に落ちているストレートな構造が主流ですが、なかには、足の内部がらせん構造になっていたり、空気の逃げ口がある商品もあります。

らせん構造や空気の逃げ口がある漏斗のメリットは、液体の流れがスムーズな点にあります。足の構造に注目して、工夫が凝らされている商品を選べば、作業効率が上がりますよ。

管理栄養士がアドバイス
いろいろな使い道があって便利

【エキスパートのコメント】

漏斗はなにかを容器に入れる際、こぼれないように詰め替えるもの……そんなイメージがありがちですが、メモリが付いていたり、取っ手が付いていたり、さまざまな工夫がされています。用途に合わせたものを選ぶようにしましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)