お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が10日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演。新型コロナウイルス対策をめぐり、国と東京都の調整が難航していることについて苦言を呈した。
東京都は10日にも、緊急事態宣言を受けて休業要請対象の業種などを発表する予定。その対象について、国と東京都での調整に時間がかかっていた。
加藤は「小池(百合子)知事は折り合いがついて今日、発表すると言ってます。この流れってどうなんだろうって思います」とコメント。「休業要請どこするの? 理容室残すのか。こんなこと言ったら理容室の方に失礼かもしれませんが、基本的にだいたい全部が自粛要請でいいんじゃないかって思ってしまう」と話した。
そして、「こういうことが決まらないと、居酒屋の方とかゴルフ場の方、いろんな業種の方、『やっていいの? ダメなの?』『そっちもやってたらやるよ』『開いているんだったら行くよ』。この考えだとコロナ終息って絶対ないじゃないですか」と厳しい表情。「国が動きが遅いんですよ、どう考えても。補償に関しても、緊急事態宣言を出すにしても、遅いのは明らか」と指摘した。
続けて、「(国が)遅いんだったら、例えば東京の小池さんは、『東京はこんだけ保証をします』って東京都民に打ち出して、『だから居酒屋やゴルフ練習場の方たちも休んでください』という形を都が率先してとっていくことはできないんでしょうか」と意見。「東京なんか人が減ったといえども、やっぱり出ているんですよ。見ていると。このままじゃコロナ終息は無理だろうなって思ってしまう」と危機感を口にした。