女優の石原さとみが、8日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:40)にゲスト出演し、これまで最も緊張した共演者について語った。
街頭インタビューで、一般女性から「大物俳優と共演しても全然緊張しなさそう」というイメージを持たれていたことを知って苦笑しながら、「ものすごく緊張します」と否定した石原。
TOKIOの国分太一から「今までで一番緊張した人は?」と聞かれ、「吉永小百合さん」と即答し、「対談させて頂いたことがあって、小百合さんも挫折というか一度迷ったことがあるとおっしゃっていて、人生経験をすごく丁寧に話してくださいました」と振り返った。吉永の包み隠さず話す姿を目の当たりにし、「全部さらけ出せる強さを持たれている」と実。「それを伝えてくれたことで『同じように経験されているんだ』ということを知ることができて」と励みになったという。
2人は2005年公開の映画『北の零年』の母子役で共演。2018年には、『女性自身』創刊60周年企画として、13年ぶりの再会となる対談が実現していた。
それ以来、「私も悩んだことや挫折したことを言っていこう」と心に誓ったという石原。この日は自身の挫折についても、「主演作品がなくなったり、CMが0本になったり、雑誌のレギュラー8社が全部なくなったり」「一気に同じタイミングでなくなって」「毎日泣いてました」と告白し、「初めて1週間以上お休みをもらって、ニューヨークで1人旅をして。それで変わりました。好きなことをしようと思って」「そこからは人生がずっと楽しいです。強くなりました」と晴れやかな表情を見せていた。