
◆本記事はプロモーションが含まれています。
自宅でおいしい水を飲みたい方におすすめなのが浄水器です。パナソニックやブリタ、東レといった人気メーカーから、蛇口直結、据え置き、ビルトイン、浄水ポットなど様々な種類の浄水器が発売されています。この記事では浄水器の選び方とおすすめ商品、ユーザーの口コミを紹介します。チャート図に基づいたタイプ別診断も試してみてくださいね。
はじめに
浄水器とは?本当に水がおいしくなる?
浄水器とは水道水に含まれる物質を除去する機器のことです。水道水には、微量ながらも残留塩素やトリハロメタンなどの物質が含まれており、浄水器を使うことでこれを除去または減少させることができます。
日本の水道水はある程度、品質が保たれていますが安心して水を楽しみたいという方は多く、浄水器を利用する人が増えています。カートリッジを交換するだけで水道水を安心して飲むことができるのでコスパがいいところもメリットです。
水道水の塩素などは水を消毒し、賞味期限を長持ちさせるために含有させていますが、これを取り除くことによりまろやかで自然な水にすることが可能。味もよくなるため、おいしい水を飲みたいのであれば浄水器を活用してみてくださいね。
ペットボトルよりコストを抑えられる!デメリットも解説
浄水器を利用するメリットは味がよくなるだけでなく、ペットボトルでミネラルウォーターを購入するよりもコストを抑えやすいという点もあります。料理にミネラルウォーターを使用している家庭では、1カ月に1万円以上コストを抑えられることもあり、かなり経済的ということがいえます。また、重い水をスーパーなどから運ぶ必要もないため、買い物がラクになるという点も利点です。
ただ、浄水器を使用する場合、定期的なカートリッジの交換が必要なものがほとんど。耐用容量や期限を過ぎたカートリッジを使用していると通常の水よりも不純物が多い状態になってしまう可能性もあるため、必ず交換しなければいけません。
また、一部の浄水器は水回りの大規模な工事が必要な場合があり、工事費用などが別途かかる点にも注意。更に水の品質を長持ちさせる防腐剤なども一緒に取り除くようになっているので、浄水して出してしまった水は早めに使用する必要があります。
浄水器の種類は5種類!
浄水器の種類には主に「蛇口直結型」「ポット型」「携帯型」「据え置き型」「ビルトイン型」の5種類があります。それぞれに特徴があるため、後述を参考にしてみてください。
タイプ別診断で発見!あなたにぴったりの浄水器は?
浄水器は、商品によって搭載する機能がさまざま。まず、どんな商品がぴったり合うのか、チェックしてみてくださいね。
診断チャートで簡単チェック!
求める浄水器がわかりましたか? タイプ別に紹介していくので、自分好みの商品を見つけてみてください。
A:設置しやすく、料理&飲料用に使うなら蛇口直結型
蛇口直結タイプは、水道の蛇口の先に直接取りつける蛇口一体型の浄水器です。コンパクトで取りつけが簡単なので、賃貸などの場合にもおすすめ。価格もおさえられているため、購入しやすい点も魅力です。一人暮らしの方や手軽に取り付けしたい方にぴったりですよ。
しかし、浄水フィルターの容量が小さいので交換頻度は2~3カ月ほどになります。蛇口に適合する商品でないと使えないため、購入前にキッチンの蛇口に合うのか確認してから選びましょう。
B:飲料用だけでいいならポット型
浄水器がポットの中にセットされているタイプです。蛇口から出した水をポットに入れると、ろ過された水が下に落ちる構造になっています。そのため、ろ過された水が貯まるまで時間を要してしまい、一度に大量の水を作ることができません。
交換頻度は約2〜3カ月。浄水器のなかでも価格が低めでいろんなデザインがあり、好みに合わせて容量を選べるのも特徴です。普段の飲料用に小型のものでいいという方にとくに好適といえます。
C:アウトドアで使うなら携帯型
携帯型はその名の通り外に持ち運びができるのが大きな特徴の浄水器です。アウトドアで川の水をそのまま飲むのは衛生面からもよくありませんが、こういった製品を持っていけば生水も安心して飲むことか可能。アウトドアだけでなく、もしもの際の災害対策などにも重宝します。
D:浄水能力重視なら据え置き型
据え置きタイプはキッチンまわりに置き、蛇口と浄水器ホースをつないで使用します。浄水器内で不順物質を機械的にろ過するため浄水能力が高く、フィルターの容量も1年間交換不要など大きいものが多いため、交換サイクルが少なく済むのがメリット。ビルトインタイプに比べて取り付けが簡単というのも利点と言えます。
ただし、コンパクトではないため、蛇口直結タイプよりも置き場所の確保が必要です。また、工事不要のものもありますが、中には分岐水栓の取り付けが必須になっているものもあるため、最終的には業者で工事を行わないと取り付けが難しいものもあります。
E:シンク周りをスッキリさせたいならビルトイン型
ビルトインタイプは、蛇口と浄水器が一体型になったタイプです。キッチンシンクの下スペースに浄水器をセットするため、キッチンまわりを占領しません。キッチンをすっきり見せられるほか、より大きな浄水器を導入することができます。除去できる不純物質の数も多く、浄水能力がどの方式よりも高めなのも大きな利点と言えるでしょう。
しかし、浄水器をセットする工事が必要になり、ほかのタイプとは違いコストが高くなりがちです。浄水カートリッジの交換もシンク下を開けて作業しなければいけないため、他のものに比べて若干大変というのもデメリットになります。
その他のチェックポイント
この他にもチェックしておいたほうがいいポイントをいくつか紹介していきます。
一度に使用する量が多いなら、ろ過流量を確認
ろ過流量とは1分間に浄水できる水の量のことで、一般的にこの数字が少なくなればなるほど浄水機能は高くなるといわれています。ただし、あまりにも流量が少ないと大量に使用する際は使いにくくなってしまうというのは注意しましょう。
また、浄水器全般にいえますが、勢いよく水を流しすぎるとフィルターの性能が発揮しにくくなり、浄水の能力が落ちてしまうこともあります。取り扱いには注意しましょう。
フィルターの素材で、除去できる不純物が変わる
浄水器のフィルターによってどんな物質を除去できるかは変わります。ここでは、おもに浄水器に使われるフィルター素材の特徴とどんな物質を除去できるか紹介します。
安価でも効果が高い「活性炭式」
販売されている浄水器のフィルターで多く使われるのが、活性炭。活性炭には表面に無数の孔があり、そこに不純物を付着させて水をキレイにします。水道水に含まれるカルキ臭やカビ臭を取り除いてくれるのが特徴です。
比較的低価格なので購入しやすいですが、表面にある孔がうまると交換が必要になるため、長期的に使う場合はコストがかかります。
小型タイプの「ろ過膜式(中空糸膜)」
ろ過膜式のフィルターは、微細な穴の開いた中空糸膜(※)などのろ過膜に水を通し、水道水に含まれる粒子類を取り除き、そのあと活性炭に通し、ダブルろ過で残留塩素や有害物質を除去します。販売されている浄水器の多くは、活性炭と中空糸膜を組み合わせたものが多いです。このタイプの浄水器は、残留塩素はもちろん、トリハロメタン、農薬、鉄サビなども取り除くのが特徴。
また、水に含まれるミネラル分は取り除かないため、おいしい水が飲めるのがメリットです。
(※)ナイロンなどの化学繊維を使ったパイプ状の糸
除去能力が高い「逆浸透膜(RO)式」
このタイプはRO浄水器とも呼ばれ、ろ過膜式よりもさらに小さな穴の開いた膜に圧力をかけて水を通し、不純物を取り除きます。水分子しか通さない小さな穴のため、除去能力が高いのが特徴。
このタイプで作られる水はRO水と呼ばれ、多くのウォーターサーバーなどでも採用されています。しかし、水に含まれるミネラルまで取り除いてしまうのがデメリットです。
鉛を除去できる「セラミック式」
最近ではフィルター素材にセラミックが使用される浄水器も増えてきています。うえで紹介した3つのタイプと同様、こまかな細菌や不純物を除去できます。特に、鉛成分を取り除けるのが特徴。
カートリッジの交換頻度
カートリッジの交換頻度は、浄水器の種類によって異なります。蛇口直結やポットタイプは2〜3カ月が一般的です。一方、据え置きタイプは1年など長期間もつ商品が多いです。
万が一、カートリッジの交換時期が過ぎたまま使用を続けると、不純物質が除去できずキレイな水が確保できません。カートリッジの交換頻度をしっかり確認しましょう。
浄水器適合マークがあると安心
「浄水器適合マーク」とは、浄水器の信頼を確立する為に製造・販売の他関係事業者が集まって活動する浄水器協会が、独自の規格基準とJIS規格に基づいて、基準をクリアした浄水器のみ表すことができるマークのことです。
信頼性のある商品を探している方は、適合マークがついた商品を探してみるのも1つの選択肢です。
その他あると便利な機能
液晶パネル付き
液晶パネルが付いていると現在の浄水の状態やフィルターの残り寿命、ろ過流量などがひと目見て分かるため、管理がしやすくなります。上位モデルや一部のモデルにしか付いていませんが、あると便利な機能の一つです。
原水・浄水切り替え機能
全て浄水器を通した水にすれば良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実を言うとそんなことはなく、浄水器を通した水は防腐剤なども取り除かれているため、通常の水に比べて雑菌が繁殖したり腐りやすくなったりします。
そのため、加湿器などの長期間置いておかないといけない水にはあまり適しません。こういった使い分けを行うため、原水と浄水の切り替えができる製品であれば利便性が高くなります。また、フィルターの温存にもつながるため、水を使い分けたい方はこちらもチェックしておきましょう。
逆流洗浄機能
逆流洗浄はその名の通り、フィルターを通る水を逆流させて本体のお手入れを自動で行う機能を持った浄水器です。浄水器は長く使用しているとフィルターだけでなく、経路などにも汚れが溜まってくるため、こういった自動お手入れ機能があれば浄水器をより長持ちさせることが可能。長期間衛生的に使用したいということであればチェックしてみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)