SHOWROOMの前田裕二社長が7日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に中継で出演。緊急事態宣言の捉え方について語った。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、安倍晋三首相は6日、7都府県を対象に緊急事態宣言を7日に発令する方針を表明。緊急事態宣言により対象地域の知事は、「不要不急の外出の自粛要請」、「学校や映画館などの使用制限を要請・指示」、「医薬品などの売り渡し要請・収容」、「医療施設として土地・建物の使用強制」ができるようになるという。
外出自粛に関してはこれまでも要請が出されており、何も変わらないのではないかという声も上がっているが、前田氏は「ネットの声とか市井の声を聞いていると『何も変わらない』というのが多い。僕もそう感じた部分もあったんですけど、僕らの捉えられ方が問われていると思う」と言い、「『強く締め付けられる』とか後ろ向きなことではなく、海外各国は罰則とか法的な拘束力で人々を統制してきた。一方、我々は法的拘束力がない中で、優しさとか周りの人たちに対する思いやりとか、自分たちの意識で乗り越えたんだという事例が作れることに対して、わくわくするような意識を作れたら」と語った。
さらに、「変わらない状況にもかかわらずやり切れたというのが、あとから振り返ったときにも誇りになるんじゃないかなと。前向きに捉えていきたいと思います」と前田氏。この考え方に、MCの加藤浩次も「確かにおっしゃる通りですね。考え方が人によって違うと思うんですけど、変わらないからこそ自らやるんだということですね」と同調した。
SNS上でも、「前田さんのコメント刺さった!前向きに捉えよう!!」「前田さんの緊急事態宣言の捉え方に人の温かみを感じる」「前田社長の前向きな優しい考え本当に素敵だと思います」「前田裕二さんの考え方素晴らしいな」「前田さん、良いこと言う!」「SHOWROOMの前田社長の発言に賛同!」「優しさと思いやりでコロナを封じ込めるという考え方。心に響きすぎたし、本当に素敵だった」「響く言葉だし、ポジティブな思考にもっていく感じが良いね~」と称賛の声が続出した。