きんざいはこのほど、「ふるさと納税」「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」「つみたてNISA(積立NISA)」を解説する書籍『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方[第2版]』(税別500円)を発売した。

  • 『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方[第2版]』(税別500円)

同書の著者は、女性向けお金の総合相談サイトや女性向けマネーWEBメディアの運営などを行うMoney&Youの代表取締役社長・頼藤太希氏と取締役の高山一恵氏。同書では、定期預金の金利が0.01%と低水準を推移する中、おすすめの資産運用法としてふるさと納税やiDeCo、NISAといった「税制優遇措置の徹底活用」を挙げている。

「ふるさと納税」は、寄附した金額のうち2,000円を超える金額については、上限額まで住民税などから控除されるため、実質2,000円の自己負担で返礼品を受け取ることができる。同書では、著者オススメの返礼品について掲載した。

同書によると、「iDeCo」は日本最強といっていいほど、安全・確実・高利回りの金融商品であるという。同書では、金利0.01%の定期預金が、iDeCoの定期預金にするだけで、実質利回りが20%ほどになる方法について掲載した。働く女性が専業主婦になった場合もiDeCoを活用できるように、基礎控除を使って夫から掛け金を贈与してもらう方法も紹介している。

さらに2018年から始まったつみたてNISAについても、最新の情報を踏まえながらわかりやすく解説している。2020年から始めれば累計920万円が非課税で投資することが可能とのこと。税制優遇措置をダブルで使うNISAとiDeCoの合わせ技についてもまとめている。