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【この記事のエキスパート】
元歌舞伎役者・JSA認定ソムリエの数寄monoライター:杉浦 直樹(スギウラ ナオキ)
コピーライター、歌舞伎役者、シトロエンのトップセールス、支配人兼ソムリエとしてフレンチレストラン経営、モノ系雑誌の編集ライターを経て現在好事家フリーライター。
編集時代は文房具やスーツケース、ガジェットなどに関するコンテンツを多数担当。
またブルゴーニュとシャンパーニュの「古酒」専門フレンチレストラン、オーセンティックなカウンターBarを経営していたため、ワインはもちろん、スピリッツ・リキュール・日本酒・焼酎にも造詣が深い。
名刺を手作りしている方に欠かせないのが名刺用紙です。この記事では、一般的な白い用紙のものからおしゃれででデザイン性のあるもの、黒、透明、カラー用紙などさまざまな名刺用紙の種類をピックアップ。ユーザーイチオシの商品も紹介します。エーワンやエレコムなど、人気メーカーの製品もチェックしてみてください。
名刺用紙の選び方
まずは、名刺用紙の選び方をおさえておきましょう。ポイントは以下です。
【1】名刺用紙の材質
【2】デザイン性
【3】用紙の厚さ
【4】名刺作成ソフトへの対応
【5】プリンターへの対応
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】材質で選ぶ
名刺は材質によって印象がガラリと変わります。印刷用紙にはおもに「マット紙」「光沢紙」「上質紙」「和紙」の4つの材質があるので、自分をアピールするにはどれが適しているか、検討してみてください。
シックで落ち着いた雰囲気の「マット紙」
マット紙は用紙にマットコートが施されていて沢やツヤがなくて、サラッとした表面が特徴です。印刷すると文字や背景の色が落ち着いた雰囲気になるので、ビジネスの際によく使われます。マットコート紙の他にも高白色で青白い印象のホワイトマットコート紙もあり紙白が異なるとインキの発色の仕方も異なってきます。
肩書や部署名などこまかい文字も見やすく、スタンダードな名刺を作りたい人向けです。どのような名刺にしたいか迷ったときは、とりあえずマット紙を選ぶとよいでしょう。
写真や画像を取り入れるなら「光沢紙」
ビジネスシーンの場合、商品などの写真を名刺に印刷すると印象に残ります。写真印刷に適しているのが光沢紙。名刺の表面に光沢があるので、写真を鮮やかに印刷できます。商品だけでなく営業マンの顔写真入り名刺として、取引先への自己アピールにもおすすめです。
光沢紙を使うと派手な名刺に仕上がるので、ファッション業界や広告業界をはじめ、営業関係やお客相手のビジネスシーンにぴったりの印刷用紙です。
名刺を大量に用意するなら「上質紙」
上質紙というのはマット紙のようなサラッとした質感でもなく、無地で光沢紙のようなツヤもありません。いわば一般的な普通の紙質です。リーズナブルな価格なので、大量に名刺を作るのに向いています。
カラー印刷には向いていませんので、シンプルに白と黒のデザインにした方がセンスよくキマります。どこでも売っている名刺用紙なので、急に名刺を作る必要ができたときにも便利です。
オリジナリティを重視するなら「和紙」
和紙や和紙風素材で作られた名刺用紙も販売されています。表面がボコボコしているのが特徴で、ほかの人とはちょっと違った名刺用紙を持ちたいという方におすすめ。相手に上品な印象を与えられるので、和をイメージさせる仕事の方などに使いやすいでしょう。
ほかの紙質とは異なり、インクジェットプリンターなどでは滲む場合もあるため、使用する前に一度テストしてみるとよいでしょう。
【2】デザイン性で選ぶ
名刺というのは自己アピールの手段としても使えるので、いかに相手に自分を印象づけるかがポイントです。名刺用紙には一般的なスクエアな形だけでなく、ふたつ折りや透明なものなどがあります。自己アピールにはそのような印象に残る名刺用紙も選択肢のひとつです。
情報をより伝えられる「ふたつ折りタイプ」
最近はふたつ折りタイプの名刺を持っている営業マンが多くなっています。大きさは従来の名刺と同じですが、メリットはふたつ折りなので2倍の情報量を印刷できること。
まだまだふたつ折り名刺は珍しいので、相手に対するインパクトはあるでしょう。表紙には名前と所属を、ふたつ折りのなかには商品の詳しい紹介や、写真を印刷も可能です。
ビジネスマンではなく個人の私的名刺でも、自分の趣味や経歴なども印刷できます。
クリエイティブな印象の「透明名刺」
透明タイプの名刺用紙も販売されています。インパクトがあるので、一般のビジネスマンの方が使う際は少々勇気がいるかもしれません。クリエーターやアーティスト系の職業の方であれば、名刺で相手に印象を残すことができそうです。
ただし透明なので、印刷した名前が読み取りにくくなります。その点を上手にデザイン化すれば、斬新な名刺になるでしょう。
個性を発揮できる「カラー用紙」
一般的に名刺はホワイト系と決まっています。他人と差別化したい場合、名刺の色を変えるだけでも印象的です。名刺用紙にはいろいろなカラーのものがあるので、より個性を発揮したいという方はカラー用紙に挑戦してみるというのもひとつの手です。
色には暖色系や寒色系があります。暖かいイメージなら暖色系、クールなイメージなら寒色系のように、自分の個性に合わせてカラー用紙を選んでみてください。
【3】用紙の厚さで選ぶ
名刺用紙には色違い、サイズ違い、ふたつ折りなどさまざまな形状のものが販売されています。名刺用紙によって紙の厚さが違うので、選ぶ際に確認しましょう。
薄い名刺よりも、厚いほうが重厚感があります。中には特厚口と呼ばれる名刺用紙もありますので参考にしてみてください。
ただしプリンターによって厚みのある印刷用紙に対応していないケースもあるので、厚手の用紙を使う場合は厚口名刺が印刷できるプリンターをチェックしましょう。
【4】名刺作成ソフトに対応したものを選ぶ
名刺を自分で作るのは大変と思われる方もいるでしょう。実際は名刺作成ソフトを使うので、誰でかんたんに作成できます。
名刺用紙によっては、専用の名刺作成ソフトを提供しているところも。使いやすいソフトを提供している名刺用紙メーカーを選ぶのも、大切なポイントです。口コミなどで名刺作成ソフトの評判をチェックしてから、名刺用紙を選ぶという方法もあります。
【5】プリンターに対応したものを選ぶ
名刺用紙を購入したけれど、自分の持っているプリンターに対応していない! なんてことがないよう、名刺サイズも確認しましょう。
名刺用紙には、あらかじめ名刺サイズにカットされているものと、マルチカードというA4サイズの用紙に複数の名刺をはめこむタイプの2つがあります。A4サイズのマルチカードはほとんどのプリンターに対応していますが、名刺サイズにカットされたものは、プリンターに対応していないと印刷することができません。
あらかじめカットされた名刺用紙を検討している方は、プリンターに対応しているかどうかも確認するようにしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)