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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


風速計は工事現場や空調の検査など意外と使用されるツールですが、最近ではドローンの普及で一般ニーズも高まっています。商品によっては風速だけでなく、風温や温湿度などさまざまな計測ができる多機能なものも。この記事では、風速計の選び方とおすすめ商品をご紹介します。

風速計とは

出典:Amazon

風速計とは、その名のとおり「風速を測るための機器」のこと。風速はm/sという単位であらわされます。一般向けの風速計を使用するシーンとしては、空調やダクトの風量測定、ドローンを使用するとき、ゴルフやヨットなどのアウトドアで使われることが多いです。

風速計の種類には、安価で簡易的なものから、防災監視や工事現場で使用できる高性能なものまでさまざまです。測定原理や環境、目的に応じて適切な風速計を選びましょう。

風速計の選び方

それでは、風速計の基本的な選び方を見ていきましょう。

【1】種類・タイプ
【2】温度や風量も測定できるか
【3】三脚が取り付けられるか

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】種類・タイプをチェック

手軽に使える風速計の測定方式には、おもに「防水カップ式」「プロペラ式」「熱線式」の3種類があります。風速計の用途や利用環境にマッチする風速計の選び方のポイントを紹介します。

防水カップ式|雨天時でも使える

出典:Amazon

防水カップ式の風速計は屋外で天候を気にせず使えるので、雨の日でも測定可能。

空調の給排気ダクトなどの風速や機種によっては風量も測定できます。ほかにも気象観測にも使えます。そのほかアウトドアのイベントやスポーツ、工事現場などの雨風にさらされる場所での風速測定に活躍するのが防水カップ式です。

プロペラ式(ベーン式)|低価格で持ち運びに便利

出典:Amazon

価格は手ごろ、しかもポケットサイズで持ち運びしやすい風速計がプロペラ式のタイプです。風を受けるプロペラが回転する速さで風速を測るという分かりやすい計測方法です。

一般の人が使う範囲の屋外の風速計測や気象観測、空調を調べたりなどには充分使えますが、微風などに関する精密な測定には対応していません。

熱線式|微風の測定も検知可能

出典:楽天市場

プロペラ式と違い、熱線式風速計は微風も測定できるので、さまざまな用途での計測が可能!

仕組みとしては熱せられたセンサーに当たる風が冷却されることによって電気抵抗が変化します。その微妙な変化を読みとって風速を測定します。価格は精度に比例して、少々高くはなりますが、正確さを求める場合にはいいでしょう。

【2】温度や風量も測定できるかチェック

出典:Amazon

風速以外にもどんな計測ができるかもチェックしておきましょう。温度や湿度も同時に測定できればなにかと便利です。人が多く集まるイベントでは、風という要素もさることながら、温度も注意しなければならない項目です。また、空調機器を調べるのには風量も測れるものがいいでしょう。

【3】三脚が取り付けられるかチェック

出典:Amazon

定点観測など、ある一定の環境下で測定を断続的に行いたい場合は、「三脚取り付けタイプ」が便利です。風速計の下部分に穴があり、カメラの三脚を取り付けることが可能です。設置すれば数日間計測することができるので、工事現場での測量などにも向いています。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

あらかじめ計測の精度や環境条件を確認しよう

風速計にはさまざまなタイプが存在し、計測できる精度もまちまちです。気軽に計測できるものから、しっかりと精度を出して計測するものまで、どこでどの程度の計測が必要なのかをあらかじめ定めておき、選択するとよいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)