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【この記事のエキスパート】
元歌舞伎役者・JSA認定ソムリエの数寄monoライター:杉浦 直樹(スギウラ ナオキ)
コピーライター、歌舞伎役者、シトロエンのトップセールス、支配人兼ソムリエとしてフレンチレストラン経営、モノ系雑誌の編集ライターを経て現在好事家フリーライター。
編集時代は文房具やスーツケース、ガジェットなどに関するコンテンツを多数担当。
またブルゴーニュとシャンパーニュの「古酒」専門フレンチレストラン、オーセンティックなカウンターBarを経営していたため、ワインはもちろん、スピリッツ・リキュール・日本酒・焼酎にも造詣が深い。
本記事では、ソムリエナイフの選び方とおすすめ商品をご紹介します。初心者や女性でも使いやすいダブルアクションやかっこいいシングルアクション、ラギオールやアスロなど高級ブランドの商品などを厳選しました。ぜひ参考にしてくださいね。
ワイン好きなら持っておきたい!
ソムリエナイフとは
ソムリエナイフとは、ワインオープナー(コルク抜き)の一種です。名前からもお分かりのように、通常はプロのソムリエが使うもので、スマートにコルクを開ける姿は憧れますよね。
初心者だとハードルが高いように思われますが、ソムリエナイフには種類があり、初心者が使いやすいタイプもあります。
また、「ワイン好きのプレゼントにソムリエナイフを探しているけど、なにを選べばいいか分からない」という人も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ソムリエナイフの豆知識
ラギオールとライヨールの違いとは?
ソムリエナイフのなかでも、フランスの村「Laguiole」の称号がつけられているブランドは高い人気があります。
しかし、「ラギオール」や「ライヨール」など、似た名前のブランドがいくつかありますが、その違いについてご存知でしょうか?
一般にラギオールは「シャトー・ラギオール」のことを指しています。
世界で初めて水牛の角や天然木を使用したソムリエナイフを作ったブランド。世界のソムリエやワイン愛好家から高い評価を得ています。
ライヨールは「フォルジュ・ドゥ・ライヨール」のこと。その由来であるLaguiole村で現在も作られており、フランス特許庁公認の証である「LAGUIOLE ORIGINE GARANTIE」の刻印を刻むことができる唯一のブランドです。
初心者向けの使いやすいタイプも!
ソムリエナイフの選び方
商品を見ていく前に、まずはソムリエナイフの選び方をチェックしていきましょう。
ポイントは下記のとおり。
【1】フックの数
【2】ハンドルの材質や厚さ
【3】スクリューが長いものを
【4】左利きならレフトハンドルを
【5】ナイフの長さや切れ味
【6】栓抜きが付いていると便利
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】フックの数でタイプを選ぶ
ソムリエナイフはコルクの開け方で2つのタイプに分けられます。そこで、それぞれのタイプの特徴やメリットなど比べながら、使いやすいタイプを選びましょう。
ダブルアクション|初心者や女性向け
「ダブルアクション」はワインボトルの口に引っ掛ける場所が2カ所あるタイプです。この2つのフックによって、2段階に分けてコルクが抜きやすくなっています。
コルクの長さに応じて固定できるので、ソムリエナイフに力を入れても安定しやすく、まっすぐコルクを抜くことができます。はじめてソムリエナイフを扱う初心者の方や力の弱い女性におすすめです。
シングルアクション|上級者やプロ向け
「シングルアクション」はボトルの口に引っ掛ける場所が1カ所しかないタイプ。スクリューをさしたら一気に引き抜くことができるため、スマートにワインを開けられます。
ただ、力のかけ方や正しい方向に引き抜かなければならないなど、慣れていないと扱いづらく感じてしまうことも。そのため、ソムリエナイフの扱いにある程度慣れている上級者にぴったりのタイプです。
【2】ハンドルの材質や厚さをチェック
スクリューを入れるときやコルクを引き抜くときなど、力を入れることが多いのがグリップ部分です。握りやすさに直結するので、厚みがあるものを選ぶといいでしょう。
また、カーブ状のものや、凹凸のあるグリップだと、握りやすく自然に力が入れられます。
また、グリップの材質もチェックすべきポイント。ステンレスなどの金属製は、サビにくく耐久性があります。高級ブランド品になると、天然木や牛の角などが使われており、使うたびに風合いが増していきます。
【3】スクリューが長いものを選ぶ
コルクをキレイに引き抜くためには、スクリューを正しく入れることも大切。
そこで、スクリューの形状や加工などにも注目しましょう。たとえば、スクリューに溝がつけられているとスムーズに入れやすく、フッ素加工がされているとコルクに引っかかりづらくなります。
また、ヴィンテージワインや高級ワインには長めのコルクが使用されていることが多いので、スクリューの長いものを選びましょう。
【4】左利きならレフトハンドルを選ぼう
ソムリエナイフは利き手によっても使いやすさが変わります。利き手によって回しやすい方向が異なるため、右利き用のものを左利きの人が使うと、スクリューがコルクの中に入っていきません。
ソムリエナイフの多くは右利き用として作られているので、自然に使えるものを購入したい左利きの方は、必ずレフトハンドルのソムリエナイフかどうかをチェックしておきましょう。
【5】ナイフの長さや切れ味もチェック
ソムリエナイフのナイフ部分は、ワインのキャップシールを切るために使います。そのため、ナイフの切れ味や形状をチェックしておくことで、アイテムを選びやすくなります。
キャップシールは円周に沿って切るため、短いナイフだと余裕がなく切りづらくなってしまいます。そこで、ナイフ部分が長めのものを選ぶようにするとよいでしょう。
【6】栓抜きが付いていると便利!
ソムリエナイフには、栓抜きがつけられているものも少なくありません。ワインを開けるのに栓抜きは必要ありませんが、ついているとワイン以外でもソムリエナイフの使用頻度が上がり利便性が高くなります。
また、ひとつのアイテムに機能がまとまっていることで、収納スペースを取らないことも魅力。お酒を楽しむときの定番アイテムとして使いやすいので、栓抜きがついているものを選んでみてもよいですね。
シャトーラギオール・アスロ・プルテックス
プレゼントにおすすめの高級ブランド
ソムリエナイフはワインを楽しむときには欠かせないアイテムなので、ワイン好きな友人への贈りものにぴったりです。贈り物として選ぶときには、素材や形にこだわった高級ソムリエナイフがおすすめです。
プレゼントにピッタリなソムリエナイフの人気ブランドをご紹介します。
シャトーラギオール(Chateau LAGUIOLE)
シャトーラギオールは、フランスを代表する高級ブランド。ソムリエの「ギー・ヴィアリス」と、伝統あるナイフビルダーSCIP社の「L・サナジェスト」によって生み出されました。
見た目の美しさはもちろん、高い機能性も兼ね備えた「究極のソムリエナイフ」です。耐久性にすぐれるので長く使うことができ、プロのソムリエやワイン愛好家にも愛用者が多いメーカーです。
アスロ(ATHRO)
アスロは日本製のソムリエナイフブランド。アウトドアナイフやフォールディングナイフを手がける、豊和刃物製作所の技術が注ぎ込まれています。人間工学を基にしたデザインで、無理なく自然な力でワインの栓が抜けるなど、使いやすさにも配慮。
また、高級刃物の装飾に用いられる「ダマスカス技法」が施されているシリーズもあり、きめ細やかな美しさはメイドインジャパンのこだわりを感じられるでしょう。
プルテックス(Pulltex)
プルタックス社は、いかに少ない力でコルクの栓を抜けるかを追究し、初心者でもかんたんに扱えるソムリエナイフを開発しました。2段フックによりまっすぐ栓を抜くことができ、一般的なソムリエナイフに比べて手指への負担がかなり軽減されます。
オウムのようなユニークな形状が特徴。リーズナブルな価格で手に入るというのもまた魅力のひとつです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)