「転職後に孤独を感じたことがある」は6割 - いつ感じた?

パーソルキャリアはこのほど、「転職者の転職後の悩みと相談相手に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は3月20日～22日、全国の転職後1年未満のビジネスパーソン500人を対象にインターネットで実施したもの。

転職決定後にイメージしていた働いている姿と、実際に入社してからの働いている姿にギャップを感じるか

転職決定後にイメージしていた働いている姿と、実際に入社してからの働いている姿にギャップを感じるか尋ねたところ、49.0%が「とても感じた」「やや感じた」と回答した。約半数の転職者が、今の自分の働いている姿に何らかのギャップを感じていることが明らかになった。

転職後に慣れなかったことを聞くと、「人間関係」(30.0%)が最も多く、次いで「社風や企業文化に関すること」(27.6%)、「就業時間や休暇制度など勤怠に関すること」(23.4%)が続いた。転職後の悩みについては、「人間関係」(28.2%)が最も多く、次いで「労働時間について」(25.0%)、「給与が希望と異なる、給与がアップしない」(21.0%)となった。

「転職後の悩み」はありましたか

転職後の悩みやもどかしさを気軽に相談できる人はいるか尋ねたところ、「家族」(47.4%)、「友人・知人」(42.8%)が多くを占めた。相談できる人が「いない」と回答した人は21.0%で、多くは相談できる人がいることがわかった。

転職後の悩みや不安、孤独感の相談や共有が十分できているか聞くと、「十分相談ができている」は全体の20.0%だった。「十分に相談できている」と回答しなかった人(56.2%)と「相談できる人はいない」と回答した人(21.0%)を合わせると「転職後の悩みについて十分に相談できていない人」は77.2%もいることが明らかとなった。