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【この記事のエキスパート】
保育士・社会福祉士:武田 優希

保育士・社会福祉士:武田 優希

施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。

全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。

保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。
また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。


幼稚園や保育園、小学校に入園、入学すると必需品になる上履き入れ(シューズケース)。素材や使い勝手はもちろん、低学年・高学年・中学生などサイズ選びが重要です。この記事では、上履き入れの選び方とおすすめ商品を男の子用・女の子用に分けてご紹介します。

上履き入れの選び方

保育園、幼稚園や小学校で上履きが必要なときに一緒に用意しておきたい上履き入れ。子どもがひとりでも使いやすいものを選ぶことが大事です。まずは、保育士・武田優希さんへの取材をもとに、上履き入れの選び方を解説します。

靴のサイズに合わせて大きさを選んで

上履き入れを使う子どもの年齢によって上履きのサイズは異なります。子どもの上履きが入るものを選ぶのが前提です。

幼稚園~小学校低学年ぐらいまでは「20cm」が目安

出典:Amazon

幼稚園や保育園に入園してはじめて上履き入れを購入するなら、できるだけ在園中は同じものを使い続けたいという人が多いでしょう。

在園中上履きのサイズが変わることを考慮すると、7~8歳の子どもの足の平均サイズである20cmがひとつの目安になります。20cmの上履きが入るサイズのものを選ぶと、小学校低学年ぐらいまでは使い続けられるでしょう。

小学校高学年~中学生は大人サイズも視野に

出典:Amazon

小学校高学年以降は、24cmが入るものを選ぶと在学中使い続けられますし、中学生になっても使える場合が多いでしょう。

11~12歳の足の平均サイズは22~24cmです。大人の女性の足くらいになるため、大人サイズの上履きが入るものを選びましょう。巾着のほか、シューズケース型も選択肢になります。

素材を選ぶ

上履き入れにはいろいろな素材が使用されています。手作り感、丈夫さなど上履き入れに重視したいポイントをふまえて、素材での選び方をおさえておきましょう。

手作り感がある「キルティング」

出典:Amazon

園グッズや学用品を手作りするときにも、多く選ばれているのがキルティングです。裁縫が苦手、時間がないなどの理由でハンドメイドしたくても難しい人という人は多いでしょう。できるだけ手作りのような風合いを出したいときにはキルティングが選択肢になります。

また、既製品のキルティングは耐久性が高くてしわになりにくい、アイロンがいらないなどの利点もあります。

汚れにくい「ポリエステル素材」

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保育園や幼稚園に徒歩や自転車で送迎する、または小学生になってひとりで登校するようになると、雨の日に上履き入れが濡れてしまうことも。かばんなどに入れず、屋外でそのまま持ち歩く場合、撥水性の高いポリエステルなどの素材を選ぶのがおすすめ。

また、ポリエステルは汚れがつきにくいメリットもあります。ただし、製品によって洗濯不可のものもあるので、こちらもお手入れ方法をチェックしておきましょう。

風合いも楽しめる「デニム」や「コットン」

出典:Amazon

洋服の素材にも採用されている、デニムやコットン(綿)を使った上履き入れもあります。キルティングとは違った風合いが楽しめるのと、やや大人向けデザインのものも多いため少しだけお兄さん、お姉さんらしい上履き入れを選びたいときにも選択肢になります。

ただし、製品によって色落ちしやすい、乾きにくいなどの特徴があります。購入時には洗濯方法についても確認しておきましょう。

開閉タイプで選ぶ

上履き入れは商品によって開閉部分が異なります。子どもが扱いやすいものを選びましょう。

「Dカン」は幼稚園児にも扱いやすい

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上履きの持ち手をそのままDカンのなかに通すだけでとじられるのが、Dカンタイプの上履き入れです。保育園児や幼稚園児でも上履きの出し入れがしやすくなっています。

ただし、上履き入れが大きすぎると、中身の上履きが飛び出してしまう可能性があります。上履きのサイズより少し大きいものを選ぶといいでしょう。

「巾着タイプ」は一人で閉じやすい

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紐をギュッとしばる巾着タイプは、上履き入れの中身が飛び出しにくいのがメリットです。

ただし、しめるときにやや力が必要なため、年齢の低い保育園児や幼稚園児では、巾着の取り扱いがうまくいかない場合があります。年中~小学校低学年くらいから選択肢に入れると、子どもでも扱えるでしょう。

「ファスナー式」は大きい上履きも入れられる

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シューズケースとも呼ばれる、マチのついた上履き入れはファスナーを開閉して上履きの出し入れをします。中身が飛び出さない、大きめの上履きでもしっかり入れられるようになっています。

当然ですが、ファスナーの取り扱いは小さい子どもの手には難しくなっています。小学校入学後がファスナー式導入のラインとなるでしょう。

デザインは子どもの年齢に合わせて選んで

出典:Amazon

小学校入学前までなら子どもの好きな動物や乗り物、キャラクターモチーフなど楽しく通園できるものを選ぶとよいでしょう。

小学校入学以降や中学年以降になると、成長とともに子どもの好みも変わってきます。長く使えるシンプルな物や、お兄さん、お姉さんらしいデザインを選ぶとよいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)