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【この記事のエキスパート】
建築家:岩間 誠治
新築からリノベーション、家具製作等空間にかかわる設計を行っています。
わかりやすい説明と納得のいく提案を心がけて、無料相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
自宅のお風呂に設置するだけで、泡やジェット水流を出してくれる家庭用ジャグジー。この記事では、家庭用ジャグジーの選び方や機能について説明するとともに、建築家の岩間誠治さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介。泡風呂やジェットバスでくつろげる家庭用ジャグジーをピックアップしています。
家庭用ジャグジーの種類・タイプ
家庭用ジャグジーには、吸盤などで「浴槽に取りつけるタイプ」と浴槽の底に敷く「マットタイプ」、持ち運びが可能な「組み立て式タイプ」、自宅のバスルームを工事しバスタブごと設置する「設置型タイプ」のものがあります。
それぞれの特徴について詳しく説明していきます。
▼浴槽に取りつけるタイプ
取りつけ型のジャグジーは、電源器と泡をおこす水中器が一体になっているタイプと、電源器と水中器が別れているタイプがあります。電源器と泡をおこす水中器が一体になっているタイプは、浴槽に吸盤などでつけることができてコンパクトで場所をとらず、比較的安い価格で販売されています。
電源器と水中器が分かれているタイプは、電源器をおく場所を取りますが本格的な水泡を生み出すことができます。
▼浴槽に敷くマットタイプ
浴槽の底に専用のマットを敷くタイプのジャグジーです。浴槽に取りつけるタイプのものと同じくらい価格も安いです。
泡を放出させるだけでなく、温風やマイナスイオンを放出する機能がついているものや、マット部分に色つきのLEDライトがついてムーディな雰囲気を演出するものもあります。
▼バスタブごと設置するタイプ
自宅のバスルームを工事し、バスタブごと取りつけるジャグジーのことをいいます。
業者に設置をしてもらうので高額にはなりますが、一度取りつけたらスパや高級ホテルのような本格的なジャグジーを毎日楽しむことができます。一番安価なもので、バスタブと工賃込みで30万円前後のものがありますが、バスルームの広さや形状によっては設置できない場合もあります。
▼組み立て式タイプ
外に持ち運び可能で、風船のように浴槽を膨らませて組み立てるタイプのジャグジーもあります。庭やベランダ、旅行先など室内だけではなく屋外でもジャグジーを楽しむことができます。ヒーター機能があれば、屋外で利用してもお湯が冷たくならず快適にジャグジーが楽しめます。
家庭用ジャグジーの選び方
それでは、家庭用ジャグジーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】フィルターは掃除しやすいか
【2】安全性に配慮されているか
【3】ヒーター機能搭載かどうか
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】フィルターは掃除しやすいかチェック
家庭用ジャグジーは汚れやすく、細菌が発生しやすいです。そのため使ったあとは毎回フィルターの洗浄をしたりこまめに交換する必要があります。
自宅にバスタブごと設置するタイプのジャグジーにはフィルターはないため、浴槽の掃除をするたびに風呂釜洗浄剤を利用し配管の掃除をする必要があります。
【2】安全性に配慮されているかチェック
家庭用ジャグジーを選ぶ際にもっとも気をつけてほしいポイントが、吸込口の安全性です。ジャグジーの水流や泡が強いものほど多くの水を吸うため危険がともないます。
現在販売されているジャグジーには吸い込み防止用のカバーがついていますが、それでも100%安全とは言い切れません。電気用品安全法(PSE)マークがついたものは比較的安安全性に配慮されている商品だと言えます。また、海外製品の場合はCEやFDA認証など海外の安全性能基準を満たしているかどうかも確認しておきましょう。
【3】ヒーター機能搭載かどうかチェック
組み立て式、バスタブ設置式のジャグジーに限ってですが、ヒーター機能でお湯の温度を調整できるタイプでないとお湯が冷たくなって寒くなってしまいます。
夏だけ利用するのであればヒーター機能がなくても充分楽しめますが、季節を問わず利用したい場合は追い焚き機能や保温機能を搭載しているものを選んだ方がいいです。
エキスパートからのアドバイス
作動音を確認して、設置場所を考えよう
【エキスパートのコメント】
バスタブ一体型のものの場合、故障時の対応がとてもたいへんになってきます。その為、かんたん取り付けタイプのものもとても良いと思います。
また、一体型のものの場合、バスタブの裏などにモーターが配置されており2階、3階などに設置するときに階下へモーター音等の作動音がとても大きく伝わります。その為1階などの階下へ音の心配のない浴室配置等プランニングにも配慮が必要です。