箱根登山鉄道は、「令和元年東日本台風(台風19号)」の影響で現在も運転見合わせとなっている箱根湯本~強羅間について、今年7月下旬の運転再開をめざすと発表した。

  • 箱根湯本~強羅間は今年7月下旬に運転再開へ

箱根湯本~強羅間は台風の影響により、沿線各所において倒木や線路への土砂流入、斜面崩落による橋梁流失などの被害が発生。一部の箇所は被災規模が大きく、昨年11月の発表では、全線復旧の時期を「2020年秋」としていた。

箱根登山鉄道によれば、沿線住民の理解や協力によって工事の施工時間を可能な限り延長でき、降雪や凍結など冬季工事特有の支障も少なかったことから、運転再開予定時期を前倒しできたという。具体的な運転再開日は決まり次第、発表される。