フジテレビ系バラエティ特番『ENGEIグランドスラム』が、初の無観客で「~今こそ笑いで乗り切ろうSP~」と題し、きょう28日(21:00~23:10)に放送される。

  • (左から)MCの矢部浩之、岡村隆史、松岡茉優=フジテレビ提供

2015年にスタートした同番組だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今回は無観客での開催。トップバッターは、いつも大トリを務めることが多かった爆笑問題で、新型コロナウイルスを扱った時事ネタ漫才を披露する。通常は観客が座る目の前の席で芸人たちが見ているという特殊な状況である上、爆笑問題がお笑いライブなどでトップバッターを務めるのは20年以上ぶりということで、MCの矢部浩之が「太田(光)さん、アガッてましたね(笑)」と指摘する。

初登場となるミルクボーイは、テレビ初となるネタを披露。岡村隆史は「お客さんがいないので、(客席からのプレゼントが)もらわれへんのとちゃう?」と振るが、爆笑問題を始めとする芸人たちの目の前でネタを披露するということで、ミルクボーイの2人は、かなり緊張気味だ。

さらに、堀内健と蛍原徹とによるスペシャルユニットが、超シュールなネタを引っさげて登場。『M-1グランプリ2019』で審査員を務めたナイツ・塙宣之も「点数はつけられません」とお手上げだ。

今回は、EXIT、霜降り明星、チョコレートプラネット、東京03、ナイツ、バイきんぐ、爆笑問題、ゆりやんレトリィバァ、ロッチらが、過去の『ENGEIグランドスラム』で「あれはスゴい!」「もう一度見たい」と思う珠玉のネタを発表。

一度だけ出演したブラックマヨネーズの漫才、何度見てもため息が出るほど圧巻の神田伯山(当時は神田松之丞)の講談、衝撃が走ったオリエンタルラジオのネタ、その他、博多華丸・大吉、中川家、サンドウィッチマン、千鳥、渡辺直美を始め豪華芸人たちが披露した最高のネタを一挙に紹介する。

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