アスコエパートナーズはこのほど、「全国の自治体の『出産・誕生祝い』~第1子からもらえるお金が多い自治体ランキング」を発表した。同調査は同社が保有する行政サービス情報データベース「ジモトク」コンテンツを元に、全国の市区815自治体の「出産・誕生祝い」を比較したもの(2019年11月時点)。

  • 第1子からもらえる出産・誕生祝い ※イメージ

第1位は、「広島県庄原市」だった。同市では、第1子は現金で15万円、第2子も15万円、第3子以降は25万円を支給する。

第2位の金額は「10万円」で、複数の自治体がランクインした。東京都渋谷区は、一人の出産につき限度額10万円現金で支給する(加入している健康保険から付加給付が支給される場合は、その額を控除した金額で助成)。石川県羽咋市も現金で第1子10万円、第2子20万円、第3子30万円、第4子40万円、第5子50万円を支給。岐阜県高山市は、第1子および第2子は10万円、第3子以降は20万円を現金で受け取ることができる。

岡山県備前市は、新生児1人につき現金10万円を支給。山口県岩国市も、第1子・第2子の出産は「いわくに子宝給付金」として子ども1人につき10万円、第3子以降の出産は「出産祝金」として子ども1人につき10万円を支給する。愛媛県宇和島市は、新生児1人につき10万円を支給する。

大分県豊後高田市は、第1子・第2子は10万円、第3子は50万円 、第4子以降は100万円を現金で受け取ることができる。

現金ではなく、商品券で支給する自治体も複数見られた。北海道芦別市は、市内限定商品券10万円分を支給する。秋田県大館市も、地域限定商品券10万円相当を受け取ることができるという。福井県大野市は、市内店舗で使用できる商品券を年間10万円支給。岐阜県山県市は、山県まちづくり振興券を第1子と第2子に1人につき10万円、第3子以降1人につき20万円支給する。三重県熊野市は、レインボー商品券を10万円分支給する。

第3位の金額は5万円で、2位と同様に複数の自治体がランクインしている。

現金支給は福島県相馬市、群馬県桐生市、新潟県糸魚川市、長野県大町市、静岡県伊東市、山梨県上野原市、京都府南丹市、岡山県美作市、高知県室戸市、福岡県八女市、福岡県筑後市、大分県宇佐市、鹿児島県南さつま市、鹿児島県志布志市だった。商品券支給は、富山県氷見市(ひみキトキト商品券)となっている。