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【この記事のエキスパート】
建築・リフォームライター/2級建築施工管理技士:皆長 佑飛
内装工事の仕事に携わり建築施工管理技士資格を取得。大型商業施設や医療機関のクリーンルーム等の他にも、戸建住宅リフォームの施工管理を務める。一般的な住宅リフォームの他にも、なかなか一般的には分かりづらい断熱や内壁、外壁のリフォームについてのアドバイスや執筆も行っています。葬儀会社で勤務経験があり、数珠の使用および仏具店への発注など深い知見があります。
また、福祉住環境コーディネーターの資格を取得し、今後も需要の高いバリアフリー住宅やリフォームについての解説や執筆等も行っております。
法要に欠かせない数珠。急に必要になったときのためにも、ひとつは用意しておきたいものです。この記事では、数珠の選び方とおすすめ商品を紹介します。シックな色味で落ち着きのある男性用から、おしゃれでかわいい女性用の数珠までピックアップしています。
そもそも数珠を持つ意味って?
数珠の必要性とは?
数珠とは、「念珠」や「寿珠」とも呼ばれ、諸説ありますがもともとはお経の回数を数える道具として使われていました。「数を念ずる」ことから数珠といわれるようになったとされています。数珠に手を通して心を込めると浄土とつながり、功徳を得るともいわれています。
そんな数珠は、厄除けやお守りとしての役割も。仏式のお葬式や法要には欠かせないアイテムなので、参列するときには数珠を用意していきましょう。
男性用・女性用で種類が変わる
数珠の選び方
ここからは、数珠の選び方を紹介していきます。ポイントは下記のとおりです。
【1】「本式」か「略式」か、数珠の種類で選ぶ
【2】「男性用」か「女性用」かで選ぶ
【3】マナー違反ではない? デザインや素材もチェック
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】「本式」か「略式」か、数珠の種類で選ぶ
数珠には、本式と略式の2種類があります。宗派によって材質や形状が異なる正式な数珠が「本式」です。本式の数珠は宗派によって持ち方に差があるので、それぞれの宗派に関する持ち方を学んでおくといいでしょう。
略式の数珠は、宗派を問わず使うことができます。略式の数珠は本式のものよりも小さく、片手にかけられるほどのサイズです。
【2】「男性用」か「女性用」かで選ぶ
数珠は、男性用と女性用でサイズや形状が異なります。男性用の数珠には大ぶりな珠が使われ、女性用には小さめの珠が採用されています。男女兼用の数珠はなく、男女別にはっきりと分かれているため、一般的には混用することができません。
なお、夫婦で使えるペアの数珠も発売されているので、そろえて使いたいという方はチェックしてみてください。
【3】マナー違反ではない? デザインや素材もチェック
本式の数珠は材質などが決まっていることも多いですが、略式の数珠は素材や色、デザインが多様です。法要などでカラフルでおしゃれな数珠を使うことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、マナー違反ではありません。
ピンクのローズクォーツや赤メノウ、手になじみやすい天然木など、さまざまな特徴があるので、お気に入りの数珠を選んでみてください。
数珠選びには持つ人の意志や思いが尊重されます
仏具に詳しいプロからアドバイス
【エキスパートのコメント】
本来数珠は個人のもつ仏具であり、宗派などによって「この数珠を持たねばならない」といった決まりはありません。数珠は個人用の仏具として個人の意志や思いが尊重されます。
故人をお見送りの場面などで使用するので、シックで落ち着いたものがよいのではと思われがちですが、黄色やピンクといった明るめの数珠でも失礼にはあたりません。