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【この記事のエキスパート】
食生活アドバイザー、日本酒ナビゲーター、自動車ディーラー歴20年:田口 忠臣(TORA)
地元北海道の食材を使った商品開発のコンサルタント。発売した商品はビール、ドレッシング、醤油、甘酒、魚加工品、炊き込みご飯の素、スイーツなど。北海道を食と観光で応援したいと思っています。
現在はグルメ、日本酒、ワイン、観光情報のサイトで記事を執筆。時間のある時には、農家さんの手伝いをして農業の勉強もしています。
趣味はアウトドアと飲み歩き。特に日本酒が好きで、日本酒ナビゲーターの資格を所持。また、自動車ディーラーに20年以上勤めていました。
風味豊かな削りたての鰹節を作れる「鰹節削り器」。出汁はもちろん、ふりかけなど様々な料理に役立ちます。本記事では専門家からのアドバイスをもとに、自宅でおいしい鰹節が作れる鰹節削り器の選び方とおすすめ商品をご紹介。使い方やお手入れ方法も解説しています。
鰹節削り器の選び方
食生活アドバイザーの田口忠臣(TORA)さんに取材をして、鰹節削り器の選び方を教えてもらいました。ポイントは以下の4つです。
【1】刃の厚さ
【2】刃の素材
【3】箱やかんな台の素材
【4】ハンドルタイプか
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】刃の厚さから選ぶ
鰹節削り器の寿命を左右する刃は、厚さやサイズで寿命が変わってきます。厚さのある刃は耐久性があり、きれいに削れる商品が多く、薄い刃でも、替え刃があれば交換して長く使えます。コストをかけても手間を省きたい人は、替え刃の有無もチェックしておきましょう。
また刃のサイズが大きければ、広い面を削れるので使い勝手のよさを実感できるでしょう。
【2】刃の素材から選ぶ
鰹節削り器の刃に使われているのは鋼(はがね)です。鋼には種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
切れ味なら「SK全鋼」
「SK全鋼」は多くの鰹節削り器に使われています。青紙よりもやわらかいため、こまめに研ぐことで切れ味を長くたもてます。青紙よりも価格は安いので気軽に手に入ります。
耐久性なら「青紙」
クロームとタングステンを加えた「青紙」です。SK金鋼よりも硬くて耐久性に優れていますが、欠けた刃を研ぐのがたいへんというデメリットがあります。またSK金鋼よりも値段が高いので長くいいものを使いたいという方におすすめです。
【3】箱やかんな台の素材で選ぶ
鰹節削り器は、木製・プラスチック製・ステンレス製があります。それぞれの特徴を紹介しましょう。
昔ながらの風情を感じる「木製」
昔ながらの鰹節削り器といえば木製です。独特のぬくもりがあり、使い込むことで経年変化も楽しめます。かんな台には白樫、箱には桐材が使われた鰹節削り器が多いですが、昨今は、くるみ材やぶな材など和モダンなデザインの鰹節削り器も出まわっています。
日本のものづくりの文化とうまく両立しており、注目を集めています。愛着をもって長く使い続けたい方に向いている素材です。
丸洗い可! お手入れ簡単な「プラスチック製」
プラスチック製の鰹節削り器は箱部分を丸洗いできるメリットがあります。鰹節を削ったあとは、溜まった削りカスが気になる方もいることでしょう。そのような場合でもプラスチック製ならかんたんに洗えるので、清潔にたもつことができます。
かんな台は木製と同じ仕様のため、切れ味などはほとんど変わらないのに購入しやすい価格帯です。いきなり木製には手が出せないという方も試しやすいでしょう。
ニオイ移りしにくい「ステンレス製」
ステンレス製の鰹節削り器は、サビに強く耐久性にすぐれており、におい移りしにくいのがメリット。キッチンなど水まわりで扱うものにも幅広く使われています。
サイズもコンパクトなのでキッチンにものを置きたくない方、収納場所が少ない方にぴったりの素材です。ただし、金たわしなどでこすり洗いをすると、こまかいキズがついてしまうのでご注意ください。
【4】初心者はハンドルタイプが削りやすい!
鰹節削り器には鰹節をセットして、ハンドルをまわすだけで削れる商品もあります。
ケガをしないように小さな鰹節を削れるよう押さえ木がついている商品もありますが、鋭い鋼刃がこわいと思う方もいるでしょう。しかしハンドルタイプの鰹節削り器を選べば、刃がむき出しではないため、ケガのリスクが抑えられます。お子さまや高齢者がいるご家族用にぴったりです。
【エキスパートのコメント】
予算や使い方に合わせて選びましょう
和食の味を決めるダシ。そのダシを取るときに使う鰹節を削る道具が鰹節削り器です。日本の家庭では、昔から木製の鰹節削り器が愛用されていますが、最近では、水洗いができてお手入れがかんたんな、樹脂製やステンレス製のものも発売されています。
鰹節削り器には、ほかにも本体の大きさや刃の材質、幅、厚さなどが違うさまざまな製品があります。予算や使い方に合わせて選ぶようにしましょう。
人気メーカーをチェック!
ここからは、鰹節削り器の人気メーカーをいくつかご紹介します。
貝印
包丁などの刃物を中心とした調理器具メーカー、貝印。カミソリなどの衛生用品や化粧道具なども幅広く展開しています。1954年に設立された日本メーカーで、なめらかで使いやすく切れ味のいい商品づくりにこだわっています。
鰹節削り器も複数販売しており、削り器と鰹節がセットになった商品もあります。
愛工業
静岡県に本社をおく愛工業は、プラスチック部品の成形や組立、台所用品の製造をしている会社です。鰹節削り器においては、ハンドルを回すだけで手軽に使用できる「オカカ」が人気。多くの人に使いやすい商品をつくっています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)