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【この記事のエキスパート】
温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理
大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。
自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。
フルーティーで爽やかな酸味が特徴のりんご酢。健康にいい食品としても注目されており、料理やデザートにも使えるものや、飲料用もあります。今回は、おすすめのりんご酢をランキングで発表。ミツカンなど人気メーカーの無添加商品も! りんご酢の効果や選び方なども紹介します。チャート図に基づいたタイプ別診断も試してみてくださいね。
りんご酢とは?
りんご酢とは、りんご果汁を発酵させて作った醸造酢のことです。
原料がりんごなのでフルーティーで酸味がきつくなく、他のお酢よりも酸味がまろやかで飲みやすいのが特徴です。健康志向の人や美容に関心のある人たちの間で飲まれることも多いりんご酢ですが、お酢独特の酸っぱさが苦手な人でもチャレンジしやすいのでおすすめです。
りんご酢の効果・効能
お酢には「クエン酸」が多く含まれており、体のだるさの回復などに役立ちます。また、「酢酸」は血糖値の急上昇を抑えるという報告もあります。
さらに、満腹感を持続させる作用があるともいわれています。食欲に直接作用するわけではないのですが、ダイエットしたいと思っている人も試してみてくださいね。
なお、りんごに含まれる「ビタミンC」が肌の酸化を抑えてくれるので、いきいきとした肌づくりにもおすすめ!
りんご酢の選び方
管理栄養士・渡辺愛理さんに取材をして、りんご酢の選び方のポイントを教えていただきました。
長く続けるためにも、りんご酢の原料や賞味期限内に飲みきれる容量をよくチェックすることが大切です。
ポイントは下記のとおりです。
【1】りんご酢の種類を確認
【2】賞味期限を考えたサイズ選びをする
【3】原材料をチェックして選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より自分にマッチしたりんご酢を選ぶことができます。
【1】用途に合うりんご酢の種類をチェック
りんご酢は、原料や加工方法によって、大きく3つのタイプに分類することができます。タイプ別に詳しくみていきましょう。
りんご果汁100%の醸造酢「純りんご酢」
りんごには酵母が多く含まれていることから、添加物を加えなくても発酵します。そのため香りや甘み、酸味もりんごが本来もつ風味を楽しむことができます。
「純りんご酢」はりんご果汁や果肉のみで作られたお酢のことをいい、ほかに余計なものが入っていないのが特徴。炭酸水や水で好みの濃さに割ったあと、砂糖やはちみつなどで味を調整して楽しむことも可能です。
リンゴ果汁にアルコールを加えた醸造酢「調味りんご酢」
「調味りんご酢」はりんごの果汁にアルコールを加え、その後酢酸発酵させたものです。
メーカーや商品によって、りんご果汁とアルコールの割合が異なります。りんごに含まれるビタミンCなどの成分をより多く取りたいのであれば、りんご果汁が使用されている割合もチェックしたほうがよいでしょう。
アルコールを加えることにより、よりマイルドな味に仕上がります。アルコールは酢酸発酵の際に変化し、0.2%ほどの濃度になります。栄養が気になる方のサポートとしてもおすすめです。
甘味料が調合された飲用酢「りんご酢ドリンク」
「りんご酢ドリンク(りんご酢飲料)」は、りんご酢に砂糖や甘味料を配合したものです。
分類としては「清涼飲料水」にあたり、希釈タイプと、そのまま飲むことができるタイプがあります。手軽にビネガードリンクを飲みたい人のほか、お酢を飲むのがはじめてという人に向いています。
ただし、商品によって甘さがまちまちなので、糖分の摂りすぎには注意が必要です。また、酢酸量が少ないので健康目的でリンゴ酢を取り入れたい方には不向きです。
【2】賞味期限も考えてサイズを選ぶ
りんご酢を一度開封したあとは、できるだけ早めに使い切ることが大切。商品により異なりますが、開封後、冷暗所保存で半年以内、冷蔵庫のなかでも1年が目安といわれています。
飲むサイクルや料理などに使う頻度を考え、賞味期限内に使い切れるサイズのものを選びましょう。
【3】ダイエット中の人や妊婦さんは原材料を確認。砂糖不使用が吉
「純りんご酢」の場合は、りんごの果肉や果汁のみ使用されていますが、ほかのタイプはアルコールを使用しているものや、甘味料が配合されているものもあります。
上記で紹介した「りんご酢ドリンク」は「純りんご酢」よりも飲みやすく、健康にいいからと多く飲みがちですが、糖分の過剰摂取になることも。ダイエット中や妊娠中などで糖分に気を付けている人は、原材料をよくチェックしてくださいね。
【エキスパートのコメント】
こだわり派は「有機りんご酢」や「オーガニック」を
りんご酢の中には「有機りんご酢」や「オーガニック」をうたったものがあります。有機栽培のものはこだわって作られているため、値段が少し高めですが、オーガニックを好む人におすすめです。
【4】初心者なら、コスパ最強のプライベートブランド
イオンのトップバリュ、セブン&アイ・ホールディングスのセブンプレミアムなど、いろんなプライベートブランドからりんご酢が販売されています。メーカー商品より価格が安く、初心者でも試しやすいのが魅力。
ただ、味が薄かったり、酸味が強かったりする商品もあるようです。風味豊かなものを求めるなら別ですが、初めて飲むにはちょうどいいでしょう。
酢酸の健康効果を得たいなら、毎日取り入れよう
【エキスパートのコメント】
健康目的でりんご酢を摂取するなら、毎日欠かさず続けることが大切になってきます。中でも、添加物が入っていない純りんご酢がおすすめ。手軽なのはソーダや水に割ってドリンクとして飲むこと。毎日食べている食材に混ぜて食べるのもいいでしょう!
メーカー・ブランドの特徴・比較
どれがいいか迷ったら、メーカーやブランドで選ぶというのもひとつの手ですよ。
マルマン|毎日取り入れたい人にぴったり
長野県飯田市に本社を構えるマルマン。創業は1888年で130年以上の歴史を誇る老舗メーカーです。販売する『信州産りんご酢』は1981年に誕生。信州産のりんごを使っており、古くから伝わる秘伝の手作り製法を取り入れて作られています。
アルプスの清冽な水で仕込まれており、本格的な味を楽しみたい人にぴったり!
内堀醸造|有機JAS認定のりんご果汁を使用
内堀醸造は、岐阜県加茂郡八百津町に本社を構える老舗の酢製品メーカーです。『美濃有機純りんご酢』は、有機JAS認定を受けたワシントン州産のりんご果汁を使用し、自然な風味とまろやかな酸味が特徴です。
また、りんご酢をベースに、さまざまなフルーツの風味を加えた商品も展開しており、飽きずにお酢を楽しめますよ。
カネショウ|津軽の完熟りんごを贅沢に
青森県弘前市に本社を構えるカネショウ。りんご酢をはじめとするさまざまなお酢を製造・販売しています。津軽で育てられた完熟りんごを100%使用しているのが特徴。
りんごをすりおろして発酵させた後、オーク樽でじっくりと熟成させることで、まろやかな味に仕上がっています。純りんご酢だけでなく、ハチミツやアルコールなどを加えた調味りんご酢、飲料用など豊富な商品ラインナップも魅力!
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)