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【この記事のエキスパート】
合同会社HITOOMOI/料理ライター:宮﨑 奈津季
女子栄養大学実践栄養学科卒業。介護食品メーカーで営業を2年経験後、独立。
フリーランスの管理栄養士として、 菓子メーカーの営業代行・商品開発、料理動画サービスのレシピ開発、撮影、記事の執筆を行う。
2019年1月に合同会社HITOOMOIの創業メンバーとして参画。食・健康にかかわるコンテンツ制作など幅広く活動中。誰かのための料理、労わる料理、作り手も気負わない料理を大切にしている。
バターの風味がおいしいフィナンシェ。専用のフィナンシェ型を使うことで、自宅でもかんたんに作れますよ! この記事では、フィナンシェ型の選び方とおすすめをご紹介します。初心者でも使いやすいシリコンやアルミ製、本格派向けのブリキ製など、幅広く厳選しました。
本格的な焼き菓子をお家で手作り!
フィナンシェ型は必要?
フィナンシェはフランス発祥の洋菓子。噛んだときのサクッとした食感や口の中にじわっと広がる甘みがおいしいですよね。
フィナンシェという名前は「金融資産家」という意味の言葉が語源で、細長い台形のシルエットが金の延べ棒に似ていることから名付けられたといわれています。この特徴的なフィナンシェの形に仕上げるためには、専用の型が必要です。
味や食感だけでなく、形にもこだわった本格的なフィナンシェを作りたい方は、フィナンシェ型を活用しましょう!
管理栄養士に聞いた!
フィナンシェ型の選び方
まずは、フィナンシェ型の選び方をチェックしていきましょう! 管理栄養士・宮﨑奈津季さんのアドバイスも紹介するので、ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。
ポイントは次のとおり。
【1】一度に作る量から選ぶ
【2】素材で選ぶ
【3】電子レンジ対応かチェック
【4】初心者にはレシピ付きがおすすめ
これらのポイントをおさえることで、あなたにピッタリの商品が見つかります! 一つひとつ解説していきます。
【1】一度に作る量から選ぶ
フィナンシェ型は、一度に焼く量によってその大きさや価格帯が異なります。どれくらいの量を作るかを見定めて適したサイズを選びましょう。
作る量を調整できる「単体型」
少量のフィナンシェを作りたいなら、ひとつずつ焼ける「単体型」がぴったりです。複数用意すればひとつ単位で作れる量を調整できるので利便性が高く、作りすぎて余らせることもありません。
また、サイズが小さくかさばらないので、使わないときの保管にも場所を取りません。
たくさん作りたいなら「天板型」
同じ形のフィナンシェを大量に作りたいときには、ひとつの板に複数のフィナンシェ型が設けられている「天板型」がいいでしょう。子ども用のおやつやイベント用など、フィナンシェをたくさん作る機会がある方にぴったりです。
ひとつずつ洗う必要のある単体型と違って、一度に洗うことができるので家事の時短にも。サイズが大きいので、使わないときの収納場所はきちんと確保しておきましょう。
【2】素材で選ぶ
フィナンシェ型は形を作る役割のものですが、実は使われている素材によってでき上がるフィナンシェの食感が変わります。さらに、メンテナンスなどの使い勝手も異なるので、素材ごとの特徴をしっかり把握しましょう。
サクサクに仕上げたいなら「スチール」や「アルミ」
サクッとした食感をより高めたい方には、金属製のフィナンシェ型がぴったり! 金属は熱伝導性が高いため、同じ時間でも表面を香ばしく、なかは水分を含んだまましっとりと仕上がります。
フィナンシェ型に使われる金属では、スチールやアルミが挙げられます。どちらも型離れがよく、錆びにくいのでメンテナンスがかんたんです。生地を入れる前にオーブンで空焼きすることで型離れや火の通りがよくなり、フィナンシェをきれいに仕上げられますよ。
本格的に焼きたいなら「ブリキ」
金属製のなかでもとくに熱伝導率が高いブリキは、焼きムラが少なくなり焼色がキレイにつきます。そのため、お店で販売されているような、本格的な味や食感を目指す方にぴったり! 使えば使うほど油分がなじみやすくなり、おいしいフィナンシェに近づきます。
ただし、ブリキは錆びやすい特徴があり、洗い方や保管方法には注意が必要です。
洗いやすさ重視なら「シリコン」
洗いやすさを重視するなら、扱いやすく錆びることのないシリコンがぴったりです。焼き上がったフィナンシェをかんたんに取り出せ、価格帯も安価なものが多いです。
ただし、シリコンは金属製と比べて熱伝導が低く、焼き色が思ったようにつかなかったり、本格的な仕上がりにならなかったりすることもあるので注意してください。
メンテナンスがかんたんで扱いやすいので、はじめてフィナンシェを焼きたい方に向いています。
型離れしやすい「フッ素加工」にも注目を!
フライパンなどでよく見かける「フッ素加工」は、金属製のフィナンシェ型を選ぶときにも注目しておきたいポイント。フッ素加工が施されていると、焼き上がったフィナンシェを型から取り出しやすく、メンテナンスもしやすくなります。
そのため、とくにブリキのフィナンシェ型を選ぶときには、フッ素加工が施されたものを選ぶと利便性が上がりますよ。
【3】電子レンジ対応かチェック
フィナンシェを作るときにはオーブンを使うのが一般的ですが、実は電子レンジでもおいしく作れます。電子レンジで作ったフィナンシェはふんわりとした仕上がりになりますよ。
電子レンジで作る場合、天板型はサイズによっては入らないことも。そのため、電子レンジでも無理なく使えるか、サイズもあわせてチェックしておくといいでしょう。
【4】初心者にはレシピ付きがおすすめ
フィナンシェ型にはレシピ本が付属されている商品もあります。フィナンシェ型の使い方を知れるだけでなく、おいしいフィナンシェを作るためのポイントが記されていることも。
購入したフィナンシェ型をいかすためにも、こうした付属品の有無を確認しましょう。とくに、はじめてフィナンシェを焼く方はチェックしておくといいでしょう。
管理栄養士がアドバイス
自分がどんな時に使うかを想像して購入しましょう
【エキスパートのコメント】
自分がフィナンシェを作るときはどんなシーンが多いでしょうか? 誰かに贈るときに作るのか、自分で食べるために作るのかによっても作る個数が変わってきます。どんな時に使うかを一度想像してみるといいでしょう。
素材はお好みで選ぶのでいいと思いますが、初めて購入する方は安いものから始めてみてもいいと思います。