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【この記事のエキスパート】
元歌舞伎役者・JSA認定ソムリエの数寄monoライター:杉浦 直樹(スギウラ ナオキ)
コピーライター、歌舞伎役者、シトロエンのトップセールス、支配人兼ソムリエとしてフレンチレストラン経営、モノ系雑誌の編集ライターを経て現在好事家フリーライター。
編集時代は文房具やスーツケース、ガジェットなどに関するコンテンツを多数担当。
またブルゴーニュとシャンパーニュの「古酒」専門フレンチレストラン、オーセンティックなカウンターBarを経営していたため、ワインはもちろん、スピリッツ・リキュール・日本酒・焼酎にも造詣が深い。
アルミ合金は軽量で頑丈な素材でサビにくい特徴があります。この記事では、アルミ製スーツケースの選び方、ビジネスから旅行まで使えるおすすめ商品をご紹介します。リモワ・ゼロハリバートンなど人気ブランドの商品や機内持ち込みできるサイズ、大容量サイズをピックアップしました。
軽くて丈夫! 長く使い続けたい人に
アルミ製スーツケースの魅力
アルミ合金は軽量で頑丈な素材のため、少々手荒に扱っても壊れにくいです。傷やへこみができても、ほぼ問題なく使えることが多く、むしろ経年変化による味わいを楽しむことができます。そのため、長く使えるスーツケースを探している人にぴったりといえます。密閉性・気密性に優れているため、雨天時の使用も気になりません。アルミ自体がサビに強いのもポイントです。
見た目も高級感があり、飽きのこないデザインなのも魅力的。価格はやや高めですが、部品交換できるモデルもあるため、買い替えの手間もかからずコストパフォーマンスにも優れています。
縦型か横型か、キャスター、TASロック、キャリーバーなど
アルミ製スーツケースの選び方
monoライター・杉浦 直樹さんに、アルミ製のスーツケースを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】サイズや容量
【2】縦型・横型か
【3】キャスター
【4】海外渡航ならTSAロックつきを
【5】キャリーバーは無段階調節を
【6】収納力
【7】個性的なデザインや色を選ぶと見つけやすい
上記のポイントをおさえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】サイズや容量は用途に合わせて選ぼう
アルミ製のスーツケースは重い型になるので、あまり大きいものを選ぶと押すのが大変です。ベストな容量を選ぶには、1泊あたり10Lが目安になります。2~3日間程度の出張や旅行なら30L前後。3~5泊なら50L前後の容量を選びましょう。
機内持ち込み可能なサイズを選べば、込み合うカウンターも避けられるのでスムーズに移動できます。機内持ち込みサイズは航空会社によって異なるため、事前に利用頻度の高い航空会社の公式ホームページをチェックしておくことをおすすめします。
【2】縦型・横型かシーンに合わせて選ぶ
アルミ製スーツケースには縦型・横型があります。縦型のスーツケースは、奥行きを減らして高さのあるスリムタイプが多く移動に便利です。インナーボックスを活用すればたくさんの荷物を収められます。
横型は短期出張などビジネスシーンにぴったりです。コンパクトで機内に持ち込める商品が多く、仕切りのあるインナー収納が充実した商品ならサッと必要なものを取り出せるので便利です。
【3】キャスターで選ぶ
スーツケースのキャスターには2輪と4輪があります。キャスターによって、静音性や耐久性などが異なるのでキャスターにも注目して選んでみましょう。
2輪キャスター|安定感があり静かに運べる
2輪キャスターは、4輪よりも静かに運ぶことができます。また、キャスターのストッパーがなくても、そのまま置いておけるので、子どもを抱っこしたままキャリバックを運ぶのにも便利です。
しかし、2輪キャスターの場合、常に斜めにして運ばなくてはいけないので手に負担がかかりやすいのがデメリット。静かで小回りが利きますが、特に、アルミ製スーツケースはほかのスーツケースに比べて重量が重いので、注意しましょう。
4輪キャスター|利便性を重視の方におすすめ
4輪キャスターなら、重量のあるアルミ製スーツケースをしっかり支えてくれるため持ち運びもスムーズです。4輪なので、軽い力でも運べるのがメリットです。
一方で、2輪キャスターよりも走行音があります。気になる方は、「静音モデル」など走行音を抑えた商品を選びましょう。
キャスターの直径で耐久性が変わる
キャスターは直径の大きなものを選びましょう。路面の状態が悪い場所を走行する場合、直径が小さいキャスターは回転数が多いため劣化も早くなります。直径が大きいキャスターなら回転数が少なく、接地面が少なくてすむため、長く愛用したい場合は大きなキャスターを選びましょう。
しかし、大きいぶん破損リスクも高まります。小さいキャスターでも耐久性に優れた素材が使われていれば長持ちするので気になる方は素材にも注目してみましょう。
【4】海外渡航ならTSAロックつきを選ぼう
TSAロックとはアメリカの運輸保安局が認定しているロックシステムのこと。テロ対策のため、預けた荷物をランダムに開けて検査をします。通常のカギだと破壊されますが、TSAロックならマスターキーで解錠するため壊れません。そのため、TSAロックはアメリカのすべての州、グアムやサイパンなどへ渡航するなら必須です。
しかし、2015年にTSAロックを解錠するマスターキーの形状が流出したことから、TSAロックを過信せず、ベルトをつけるなどTSAロックのみに頼らない対策も検討したほうがいいでしょう。
【5】キャリーバーは無段階調節を選ぼう
操作性に着目するなら、キャリーバーは無段階調節を選びましょう。何段階かに分けて伸縮するキャリーバーは身長や手の長さに合わなくて、使いにくく感じる場合もあります。無段階調節が可能なキャリーバーなら、ご自身の快適だと思う位置にピタッと止まってくれるので便利です。スーツケースのうえにバッグを載せるときも、バッグの高さに合わせて位置を変えられるため快適に使えます。
【6】収納力もチェック
アルミ製スーツケースを選ぶときは、収納力もチェックしましょう。中にポケットが付いていれば、充電コードや書類などを入れられます。必要なときにすぐ取り出せるので便利ですよ。また、固定ベルトが付いてれば、衣類をたくさん入れても上からしっかりと押さえてくれるため荷崩れ防止にも役立ちます。
「なにをどうやって入れようか」と入れる荷物を想像し、シミュレーションをしながら選んでみてください。
【7】個性的なデザインや色を選ぶと見つけやすい
アルミ製スーツケースは武骨なデザインが魅力的ですが、今はブラックやブロンズカラーなど多色展開の商品や、2つのカラーを組み合わせたおしゃれな商品もあります。アルミ製スーツケース特有のリブデザインもメーカーごとに異なるため、出張よりも旅行に多く使うなら個性的なデザインや色からお好みの商品を選んでみてください。
エキスパートからひとこと
【エキスパートのコメント】
「高級感」と「機能性」の同居が魅力の秘密
アルミ製スーツケースの魅力は、高級感と機能性が同居しているところにあります。高いステイタス性と軽量かつ堅牢な実用性が、高い満足感を生み出します。以前はRIMOWAやZERO HALLIBURTONのような高級ブランドが中心でしたが、最近では日本製や中国製のリーズナブルなものも増え、手軽に購入できます。
長く使えるものなので、ぜひお気に入りのものを見つけてみてください。
人気のリモワ、ゼロハリバートンほか
アルミ製スーツケースの人気ブランド
「アルミ製スーツケースといえばコレ!」という見逃せない人気ブランドをご紹介します。
RIMOWA(リモワ)|凹凸リブ加工が特徴
リモワは、120年の歴史を持つドイツのブランド。愛用者も多く、ハイクオリティ&スタイリッシュなデザインから、世界中のセレブやファッショニスタからも高い人気を得ています。
120年を迎えてブランドロゴをリニューアル。2輪モデルを廃止するなど使いやすさとデザイン性を追求し、ラインナップを充実させ続けています。
ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)|クールで高い堅牢性
80年以上の歴史を持つゼロハリバートンは、アメリカ発祥のスーツケースのブランドです。
1938年に航空機に使用されているアルミニウム合金を使用したケースを開発したことが、アルミ製スーツケースの始まり。アポロ11号が月の石を地球に持ち帰るときに使用したことで世界中から注目を集め、高い強度と耐久性に多くのユーザーを得ました。
現在でも堅牢性と機能美を兼ね備えた製品を展開し、多くのトラベラーに愛されているブランドです。
innovator(イノベーター)|クロスマークのデザインが目印
北欧のスウェーデンにて設立されたイノベーター。日本のスーツケースメーカー、トリオのライセンスブランドです。クロスマークが特徴で、シンプルなものからビビッドな配色のものまで、おしゃれなデザインのスーツケースを揃えています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)