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【この記事のエキスパート】
住まいづくりナビゲーター/一級建築士・インテリアコーディネーター:神村 さゆり
住宅メーカー、ゼネコン設計部、設計事務所等で約300棟の新築設計実績と現場代理人女性としては希少な現場監督経験を生かしリフォーム物件も約70棟手がける。
住宅や暮らし方、環境整備をテーマに、これまで一般企業研修・公的機関・学校等にて講師としてこれまで述べ5000人以上を指導。
整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト資格認定講師として800名余の資格者を認定。また資格試験対策として二級建築士やインテリアコーディネーターの受験指導も行っている。手描き図面やイラストでのプレゼンにも定評があり、多くの文具を試してきた。
多趣味が高じて醗酵教室や手抜き家事教室を開催し好評を得ている。
子ども3人。A型・獅子座
転倒やスリップによる事故を防ぐ滑り止めテープ。貼り付けるだけで簡単に安全性を高めてくれます。しかし、役割をしっかり発揮させるには、使用場所に合った商品の選択が重要です。そこで本記事ではプロからのアドバイスをもとに、滑り止めテープの選び方とおすすめ商品をご紹介。
住まいづくりナビゲーターに聞いた!
滑り止めテープの選び方
住まいづくりナビゲーター・神村さゆりさんに取材をして、滑り止めテープの選び方をお聞きしました。ポイントは以下です。
【1】室内用か屋外用か
【2】色選び
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】室内用か屋外用か
滑り止めテープの種類や用途はさまざまですが、なによりも大切なのは屋内で使うのか、それとも屋外で使うのかを決めること。
使う場所に適した滑り止めテープを選ばなければ、滑り止めテープの性能を発揮できなかったり、テープが使えなくなったりしてしまいます。場所に応じた商品を選んで、性能をしっかり発揮させましょう。
【室内用】やわらかいものなら裸足で踏んでも大丈夫!
屋内用の滑り止めテープは、肌ざわりがやわらかく、素足で踏んでも大丈夫なように工夫されています。
テープがやわらかくても滑り止めの効果は変わらないので、階段での転倒防止やカーペットのズレ防止にはぴったりです。トイレや小さな段差がある場所に滑り止めテープを貼れば、生活動作のサポートにもなるでしょう。
【室内用】カーペット用は貼ったまま洗えるタイプを
カーペットのズレの防止に滑り止めテープを使う場合には、テープを貼ったままでも問題なく洗濯できるタイプを選びましょう。水に弱いタイプの滑り止めテープは、洗濯をするたびにテープを貼り変える手間がかかります。
場合によっては洗濯中にテープがはがれて糊(のり)が残ってしまうので、耐水性にすぐれた商品を選ぶようにしてください。
【室内用】浴室用は水濡れに強い商品を選ぼう
滑り止めテープのなかには、浴室や洗面所での転倒防止に利用できるタイプもあります。水濡れしやすい場所は思わぬ転倒事故などが発生する可能性が高いので、水に強い滑り止めテープを貼っておくのがおすすめ。
お風呂場の手すりや、キッチンのシンクまわりなどに滑り止めテープを貼る場合も、水に強いタイプを選ぶといいでしょう。
【屋外用】靴で踏んでも摩耗しにくい耐久性の高いものを選ぶ
屋外の階段に滑り止めテープを貼る場合には、靴で踏んでも摩耗しにくく、かんたんはがれない耐久性の高い商品を選びましょう。防水性や耐油性、耐候性にすぐれた性能の高い滑り止めテープも発売されています。
万が一の怪我を事前に防ぐためにも、屋外に使う滑り止めテープの性能と効果は購入前にチェックしてください。
【2】滑り止めテープの色選びのポイント
ここからは、滑り止めテープの色を選ぶポイントについて解説していきます。
室内ではインテリアに合わせるのが基本
室内で使う場合には、インテリアの邪魔にならないように工夫するといいでしょう。テープを貼る素材に合った色や、透明のタイプの滑り止めテープがおすすめです。
ただし、階段や段差のある場所や、トイレや洗面所などの滑りやすい場所に貼る場合には、そこが滑りやすい場所だとわかるように派手な色のテープを使って目立たせたほうがいいでしょう。
屋外は目立つ色のほうが危険を避けられる
屋外に滑り止めテープを貼る場合には、黄色などの明るく目立つ色を使うほうが危険を避けることができます。夜間に階段を利用する頻度が多い場合も、目立つ色のテープを貼っておけば、すぐに段差を確認できるでしょう。
なお、大理石などのうえに滑り止めテープを貼るときには、色のついていない透明タイプを選ぶと下地の風合いを損ないません。
住まいづくりナビゲーターがアドバイス
転ばぬ先に滑らぬ先の滑り止めテープ
【エキスパートのコメント】
滑ると、転倒の危険であるほかに、歩くときに不要な力を入れてしまい、身体も心も疲れてしまいます。滑り止めテープは施工もかんたんで誰でも使用することができます。場所や用途によっては介護保険の住宅改修費の給付対象となる場合もありますので、対象の方はケアマネージャーに相談してみてくださいね。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)