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【この記事のエキスパート】
防災・危機管理ファシリテーター&編集ライター:南部 優子
出版社の編集・執筆、地域NPOの政策企画・広報、危機管理コンサルタントを経て独立。 多彩な分野でファシリテーター兼編集ライターとして活動中。
編集・執筆の経験を生かした計画・マニュアルなどの各種資料作成・製本・出版や、企画会議運営・板書経験を活用したワークショップ・イベントの設計・運営、防災コンサルタント経験による各種調査・研究・組織開発支援など、公共団体や研究機関・企業・NPOとのプロジェクトを数多く実施している。
製本テープは、書類をまとめて製本できるアイテムです。一般的なロールタイプや袋とじタイプ、割印がきれいに押せるタイプなどなど、いろいろなメーカーからさまざまな商品が発売されています。本記事では、製本テープの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
便利な袋とじタイプやカットタイプも!
製本テープの選び方
まずは、製本テープの選び方のポイントを見ていきましょう。使い方に応じたタイプや、用途に応じた色をよくチェックすることが大切です。
使い方に応じて3つのタイプから選ぼう
製本テープは、貼り方や形状によって大きく3つのタイプに分かれます。どのように使いたいかを考えて、まずは使うタイプを選びましょう。
価格が安い&使い方いろいろ「ロールタイプ」
芯に巻き付いている、一般的なテープと同じ形状なのがロールタイプです。製本テープのなかでも価格が安く、大量に使いたいときにもぴったりです。また好きな長さにカットできるので、製本以外にも書類同士をつなぎあわせたり、いろいろなサイズの製本ができたりと、1本あれば幅広く活用できるでしょう。
カットするのにハサミが必要ですので、あらかじめどのくらいの長さを切ればいいかを測っておけば失敗が少なくなります。さらに貼るとき曲がりやすいので、使いこなすのにちょっとコツが必要です。
失敗しにくく、さっと使える「カットタイプ」
カットタイプは、あらかじめ製本したいサイズにカットされています。テープを取り出し、そのままはく離紙をはがすだけですぐに使用できます。
A4やB5など、製本したいサイズをあらかじめ決めておき、サイズに合わせて選べば製本もしやすくなります。ただし、当然製本サイズが決められているため、ほかのサイズに転用はできません。使い切るときはカットタイプが便利でしょう。
重要な書類に使うなら「袋とじタイプ」
袋とじタイプは書類の上下をカバーできるため、しっかりと製本できるのが特徴。折り方の順序やガイドがついているものもあり、失敗なくきれいに仕上がるよう工夫されています。
また、契約書は偽造防止のためにすべての書類に契印する必要があります。製本テープは素材によって捺印可能なものと、そうでないものがあるので、契印用の製本テープを選ぶようにしましょう。しっかり保存したい、偽造を防ぎたい重要な書類に向いています。
契約書は白など、用途に応じた色を選ぼう
製本テープはカラーバリエーションが豊富にあります。テープの色が背表紙の部分になりますので、カラーを選べばいろいろな用途で活用できるでしょう。
ビジネスシーンで使う場合、契約書の製本は白でなければいけません。一方で、社内の書類をまとめて製本するなら、内容や部署によってカラーを分けると整理しやすくなります。アルバムやはがきなどをまとめたいときも、デザインに合わせてカラーを選ぶとよいでしょう。
捺印可能かチェック
製本テープは、いろいろな素材が採用されています。用途にあった素材を選びましょう。
たとえば、樹脂コートで加工されているタイプは、丈夫な一方で捺印には向かないものも。捺印できるものを選ぶなら、再生紙などの素材でできた割印用・契印用の製本テープを選びましょう。
製本する厚みを考えて幅を選ぶ
製本するときに重要なのが、A4などの製本サイズのほか、まとめる書類や紙の枚数です。当然まとめる枚数が増えるほど、製本テープの幅は大きいものが必要になります。
ロールタイプなら長さはある程度調整できますが、いずれのタイプでも幅は継ぎ足しなど調整できません。あらかじめ製本後の厚みを測っておき、それに合うように幅を選ぶようにしましょう。
初心者にも安心! 便利な機能で選ぶ
はじめて製本テープを使うとき、書類が曲がってしまった、貼り方がよくわからない、ということも。使いやすい機能や特徴を持つ製本テープを選ぶと、失敗が少なくなります。
はく離紙が方眼だとカットしやすい
ロールタイプは必要な長さにカットしなければいけませんが、書類のサイズを測ってそのぶんをカットする、というのはなかなか難しく手間もかかります。
あらかじめはく離紙に方眼が印刷されているタイプなら、そのままサイズを測れてカットしやすいです。方眼のマス目にそって切れ目を入れられるため、ハサミを使えばきれいにカットできます。
貼りやすさやサイズを考えて
製本するのに慣れていない場合は、使いやすく貼りやすいものを選びましょう。たとえば、はく離紙をはがすだけの貼れるものなら、だれでもかんたんに貼れます。
また、B5サイズなど学用品に対応しているものを選ぶと、学校行事などのしおりやパンフレットなどを作るときにもサイズを合わせやすいです。
編集ライター・南部優子さんからひとこと!
用途に合わせた製本テープ選びを
【エキスパートのコメント】
ビジネスで用いる場合、紙の規格や枚数にあまり差が出ませんし、契約書なら白に限るなど色も限定されます。このため、断面がそろって反り返りもなくきれいに仕上がるカットタイプのほうが扱いやすいでしょう。
楽譜やイラスト、写真などを製本する場合は、本紙の長さに合わせて自由にカットできるロールタイプがおすすめです。背幅や色の種類の多さも選ぶポイントになります。表紙の雰囲気に近いテープを選べば上品に仕上がりますよ。