ビジネスマンが知っておきたい「胡麻麦茶」の飲用法

――では、「胡麻麦茶」を飲むことで、血圧が高めの方にどういった効果が得られるのか詳しく教えてください。

松岡:あくまでも「胡麻麦茶」は治療薬ではなく、食品という前提のもとでお話しさせていただきますが、「胡麻麦茶」の関与成分である「ゴマペプチド」は、血管を収縮する物質を生成する酵素のはたらきを阻害することによって、血圧が高くなるのを防いでいます。また、「胡麻麦茶」は、飲むことで血圧に効果をもたらしているんですけど、飲む時間や、分けて飲む等の飲用方法に左右されるものではありません。ですから、特別な飲み方はお薦めしておらず、1日1本を継続的に飲んでいただくのが良いかと思います。

――例えば、食後に飲んだ方がいい、とかいうことはないんですか?

松岡:トクホ商品によっては、食中に飲むことで効果が得られるものもあるのですが、「胡麻麦茶」の場合は、1日の中でいつ飲んでいただいても、効果は変わりません。「胡麻麦茶」の効果は、12週間継続摂取により確認しています。毎日続けていただくことをおすすめしています。

――実際に飲んでいる方からは、どういった声がありますか?

松岡:味については、「香ばしくて飲みやすい」という消費者の方の声を聞くことが多いですね。また、ホームページにもお客様のお声を掲載していますが、「以前はちょっと高めだったのですが、最近では数値を見るのが楽しみになりました」とおっしゃる方もいます。あとは、「どれぐらい続ければいいんですか?」とお問い合わせいただくこともありますね。

――そういうときには、どうお答えするのですか?

南:弊社での試験結果では、飲用を止めると数値が戻ってしまうことを確認していますので、その旨お伝えしております。継続してお飲みいただけると嬉しいですね。

――飲み続けられるように、香ばしくて飲みやすいお茶になっているわけですね。そうした味の開発は、かなり試行錯誤されたのですか?

南:色んなブレンドを試しました。結局はこの種類に落ち着きましたけど、作っているときには、身体によく、かつ美味しく味わっていただけるものを目指しました。

――成分の「ゴマペプチド」は、「胡麻麦茶」以外のサントリーの商品でも使われているのでしょうか?

南:サントリーウェルネスで取り扱っている「ゴマペプ茶」という商品はございますが、弊社以外でトクホの飲料として商品化しているメーカーさんはないですね。

――長年のサントリーの研究の成果として誕生したのが「胡麻麦茶」なんですね。

南:はい、そうですね。

――ところで、どうして胡麻に注目をされたんですか?

  • 血圧が高めの方に良い効果をもっている「ゴマペプチド」とは

南:サントリーでは、抗酸化作用を持つ成分にはずっと着目をしていました。1980年代後半、サントリーは「夢のあぶらプロジェクト」でヒトの役に立つ微生物の研究を始めました。この過程で使用された胡麻油から、胡麻に隠されたチカラを発見したのです。「セサミン」に代表される胡麻の健康成分についての研究がスタートし、その中で新たに着目したのが胡麻から生まれた胡麻ペプチドでした。こうした長きにわたる研究の成果が、胡麻麦茶となって結実しました。

――胡麻のこんなに小さな粒の中に、色んな成分があるんですね。かといって、胡麻を食べるのとはまた違うわけですよね。

南:そうなんです。胡麻ペプチドは、胡麻由来のタンパク質を酵素で分解することで得られたもので、この胡麻ペプチドが血圧に作用します。ペプチドへの製造過程を経て、血圧が高めの方に効果がある飲料になっています。ですから、「胡麻麦茶」の代わりに毎日胡麻をスプーン1杯食べたりしても、血圧が下がるかというと、それはまた別ですね。胡麻そのものだと、なかなか吸収されにくいということもあります。

――こういったトクホ商品は、年々需要が高まっているのでしょうか?

南:機能性を持つ食品には、かなり期待されているお客さんが多いと思います。特定保健用食品もそうなんですけど、近年は「機能性表示食品」というものもあります。機能性表示食品とは、食品中の機能がある素材を摂ることにより、「おなかの調子を整えます」「脂肪の吸収をおだやかにします」など科学的根拠に基づき、企業責任で商品パッケージに表示した食品です。そちらも含めて、機能性を持った食品の市場は大きくなっていると思います。

――発売してから今までの売り上げって上昇傾向にあるんですか。

南:単年で見ると、ちょっと増減はあるんですけど、年々ご支持を頂けるお客様が増えている商品です。

――発売当初の「胡麻麦茶」は、パッケージも今と違ってちょっと渋い感じでしたよね?

南:そうなんです。一番最初は全体的に茶色っぽいデザインで、途中から金色を加えたデザインになりました。やはり、少し明るく飲んでいただきたいということで(笑)。ちょっとずつポップになりました。

――一番飲まれているのは、どの世代なんでしょう。

松岡:30代~50代の男性に、コンビニなどでたくさん手に取ってもらえているというデータがあります。女性にも、スーパーマーケット等で大容量のものを手に取っていただいているようですね。

――この季節になるとより「胡麻麦茶」を手に取る人が増える、ということはあるんですか?

松岡:人間ドックの前後になると、よく売れる傾向があります。人間ドックに向けて飲む方もいらっしゃると思いますし、人間ドックの結果を受けて飲む方が多くいらっしゃると思います。

――気持ちはわかります(笑)。でも、そんなに急に効果が得られるわけじゃないですもんね。

南:そうです、血圧はすぐに変わるものではないので(笑)。

松岡:是非、毎日続けて飲んでいただければと思います。

※胡麻麦茶はゴマペプチドを含んでおり、血圧が高めの方に適した飲料です。
※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。