俳優の向井理と女優の仲間由紀恵が、きょう17日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『10の秘密』(21:00~)の最終話の見どころなどを語った。

  • 向井理=カンテレ提供

先週放送の第9話では、小型船の爆発に巻き込まれ死亡したと考えられていた由貴子(仲間)の生存が確認された。また、翼(松村北斗)の母を死に追いやったのは帝東建設社長・長沼(佐野史郎)だったことを竜二(渡部篤郎)から知らされた圭太(向井)と翼。試行錯誤の末、圭太、翼、竜二は、ついに長沼から翼の母殺害の証拠となる自供を入手した。

今夜放送の最終回では、“10年前の火事”の事件に隠されていた秘密がつながり、最後の秘密が明かされる。由貴子が生きていたことで圭太がどうしても確かめたい“疑問”とは何なのか。そして、翼は長沼が隠し続けてきた殺人の“秘密”を償わせることはできるのか…。

昨年11月から撮影が始まり約4カ月だが、これまでの撮影の中で大変だったシーンについて向井に聞くと、第7話の由貴子のアジトに潜入したシーンだったという。拘束され、殴られ、顔に催涙スプレーを吹きかけられる三重苦。しかも向井の誕生日の撮影だったとあって「一生忘れないですね、この恨み(笑)。そこが肉体的には大変でした」と振り返った。

仲間に聞くと、第6話で娘の瞳(山田杏奈)に対して「全然役に立たない」「もうあなたにも、用はない」など厳しい言葉を言い放つシーンを挙げ、「結構な至近距離で、かなり厳しい言葉を瞳にぶつけるという表現になったのですが、瞳と向き合うという意味では(心が痛む)大変なシーンだった」と話した。

また、最終話のみどころについて、向井は、圭太と由貴子の闘いについに決着がつく部分を挙げ、「最終回はそこが1番の見せ場になると思う」と予告。

仲間も、最終的に圭太と由貴子が決着をつけるシーンを挙げ、「最終話は死んだと思っていた由貴子が生きていて、圭太がまだ終わっていないという部分から最終的な決着をつけなければと思っている。由貴子と対峙(たいじ)したときに圭太がどんな区切りをつけるかがみどころでしょうか」と語っている。