お笑いタレントの明石家さんまが、7日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『さんまのお笑い向上委員会』(毎週土曜23:10~)で、無観客で行われるひとり芸No.1決定戦『R-1ぐらんぷり2020』の決勝戦(カンテレ・フジテレビ系、8日19:00~21:00)について「優勝者変わる」と予想した。

明石家さんま

番組では、新型コロナウイルス騒動の話に。さんまは「俺どんどん仕事なくなって、今日で3本なくなってる」と仕事のキャンセルが続出していると打ち明け、「舞台の千秋楽、客が全員マスク」と主演舞台の観客の様子も伝えた。

そして、麒麟の川島明が「くまだまさしさん、ほぼ客席に降りて芸をやり、困ったら舞台に客を上げ、一番得意にしているネタが、鼻で風船を膨らませて客席に飛ばすっていうやつ。今、10分の持ち時間3分しかもたへん」と、観客を巻き込む芸風のくまだのエピソードを明かすと、さんまは「コロナ菌は芸人殺すな」と話した。

また、陣内智則が、無観客で行われるひとり芸No.1決定戦『R-1ぐらんぷり2020』の決勝戦に触れると、さんまは「無観客やねんから。だから優勝者変わるぞ。客入っている笑いと…」と予想。審査員を務める陣内が「お客さんの反応もないままの審査」とつぶやくと、決勝戦のMCを担当する雨上がり決死隊の蛍原徹は「オーディションやん」と苦笑した。

今回、『向上委員会』の“モニター横”芸人として活躍しているワタリ119も決勝に進出。さんまは「ワタリにとっては無観客はまあ不利やんか。あいつスベッてレスキューやろ。ワタリの優勝はなし」と断言するも、「ありがたいことに決勝。モニター横から出たというのはこっちもうれしい」と、“モニター横”芸人初の決勝進出を喜んだ。