俳優の竜星涼と犬飼貴丈が、W主演を務める、映画『ぐらんぶる』(5月29日公開)の予告編が6日、公開された。
同作は講談社原作:井上堅二、漫画:吉岡公威による同名人気漫画の実写化作。ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミックで、既刊14巻で440万部を突破、2018年にはアニメ化され高視聴率を記録した。
今回解禁になった予告では、国内でも珍しい離島にある大学・伊豆大学に入学した普通の青年・伊織が、「夢・友情・淡い恋」を期待し夢いっぱいで船に乗る映像から始まる。しかしオリエンテーションの朝、大学で人だかりの中、服をきていない真っ裸の状態で目覚めた伊織。さらに突如現れたもう1人の裸の青年・耕平。「ようこそ、“Peek a Boo(ピーカブー)”へ!」と、全身マッチョの男たちに囲まれ、歌って踊って、笑って泣いて、怒って叫んで、全身全霊で荒れ狂う。
予告を見た竜星は「出演している僕らが見ても凄くおもしろかったです! 僕たちの言いたいことがすべて詰まった予告編になっていて大満足です!」とコメント。それに対して犬飼は「もう前フリが効きすぎていて、思わず笑ってしまいました。かなりインパクトがあります」と予告の完成度に太鼓判を押した。
予告解禁にあわせて追加キャストも発表に。乃木坂46の与田祐希演じるヒロイン・千紗の姉で超がつくシスコンの古手川奈々華を演じるのはモデル・グラビアで活躍中の朝比奈彩。男達にも負けないノリの良い美人・浜岡梓役に小倉優香、大学デビューを果たした元ヤバめギャル・吉原愛菜(通称:ケバ子)役には「CanCam」専属モデルで女優としても活躍している石川恋と世の男性陣を魅了する女性陣が集結。古手川姉妹の父親役には高嶋政宏が参戦する。
そして、服を着ていない2人と、そんな2人に冷たい目線を送る女子たちの本ビジュアル、裸で抱き合う2人の場面写真も公開。主題歌は、今話題のバンド・sumikaによる書き下ろし楽曲「絶叫セレナーデ」に決定した。竜星と犬飼は一足先に楽曲を聞いており、竜星は「爽快感があってアップテンポな感じが作品と合っていますよね。『ぐらんぶる』らしくハジけてて最高です!」と絶賛。犬飼も「注目度No.1のsumikaさんが主題歌を歌ってくださるとになって凄く嬉しいです!作品の世界観も捉えてくださっていますし、もし『ぐらんぶる2』があるときは出演してほしいです(笑)」と感謝を述べた。
朝比奈彩 コメント
この作品の出演が決まって、ダイビングの資格を取得する所から始まりました。青春物語!!そして、海!!!!ワクワクが止まりませんでした!撮影現場に行ってみると裸の人ばかりで、、。最初は目のやり場に困っていましたが、最終的には竜星くんと犬飼くんは、服を着ている方が違和感を感じました(笑)。そして現場では男たちの熱量に驚く事が多かったように思います。「男って単純だな」「バカだな」と思う反面、少し羨ましさがあるのは「なんでだろう?」と思っていました。
でもそこが見どころだと思います。バカだけど何事にも全力で楽しんでいる。素敵な響きですが全て、裸です(笑)。声を出して笑える映画になっていますので、学生時代の懐かしさやこんな学生生活を送りたかった、と思うような気持ちで見てもらいたいです。この面白さを共感してくれるのを楽しみにしています。
小倉優香 コメント
漫画原作の青春の話で非現実的な事が多かったのですが、バカな男性たちの掛け合いに、撮影中も笑いっぱなしで、きっと良い意味で素直にただただ笑える作品に仕上がったと思います。 そして私が演じた梓は、カラっと明るい魅力をもっていて私自身も憧れるような女性です。きっと裸の男ばかりの中で一筋の希望になると思います!
石川恋 コメント
「青春ダイビング映画」と聞いて、遂にキラキラな青春群像作品に参加できる!と楽しみにしていました。役作りでスキューバダイビングのライセンスを取得し、意気揚々と撮影に向かいましたが、そこで待っていたのは来る日も来る日も裸の男性たちでした、、
でもみんな撮影とダイビングに励む日々を送るうちに、気付けば本当にサークルのような雰囲気が出来上がっていき、今となってはぐらんぶる一色に染まった夏を恋しいと感じてしまっています。
なんだかんだ、しっかり青春できたみたいです。
改めて青春っていいなぁ、バカって最高じゃないか! と思わせてくれる映画になっているはずです!
高嶋政宏 コメント
原作の漫画を読んだ時
これだ!! と思いました。
現場に入った時の、
なんだろう、
なんとも言えないスエた匂いとムンムンした雰囲気、たまりませんでした。
朝、現場に入った時、わっ! 髙嶋さん! 待ってたんです〜! 一緒に写真撮ってください〜! と言われて記念撮影とかしてたんですが、ロケが始まって徐々に引いていき、ロケが終わる頃には声をかけるどころか、僕が近づくと目を逸らすようになった漁港の見学の方々...最高でした
sumika 片岡健太(Vo./Gt.) コメント
最初に打ち合わせをさせて頂いた時に「ごめんね!なんか、ごめんね!」と何度も言われたのを覚えています。公開前からこれだけ大勢の方が謝罪している映画が今までにあったでしょうか。
どう考えても衝撃作。しかし、前ならえ、横に揃えをする事なく、自分の信じた道を全員で突っ走る。振り切れている人たちと一緒に作品を作れるのは、純粋に楽しいんです。
sumikaにとって実写映画の初主題歌(という事も相まって、僕の父さんと母さんはこんなにモザイクだらけだって知らずに映画館に行こうとしています。どうしよう)。負けないように楽しんで、振り切っていきたいと思います。
sumika 小川貴之(Key./Cho.) コメント
映画のお話をいただいた時、喜びと戸惑いで驚くほど体が全く動きませんでした。「自分にやれるのか?」より「自分がやっていいのか、、、?」という不思議な感情になったのは人生で初めてです。
原作マンガや、出演される方々の熱量ある迫真の演技を観させていただいた上で制作を進めていきました。キャストの方々、制作チームの皆様の楽しく、温かい空気感が楽曲制作中に何度も背中を押してくれました。最後の最後までsumikaが作る音楽を信じ抜いていただけて本当に嬉しかったです。映画館で観れる日が今からとても楽しみです。