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【この記事のエキスパート】
マルチライター&コンサルタント:板垣 政行

マルチライター&コンサルタント:板垣 政行

二輪メーカー脱サラ後、スキーや登山・アウトドア専門誌での企画・取材・執筆に加え、文芸出版社での文庫本解説・漫画評論などを手掛けてきたマルチライター。
同時に空気環境及び防災セキュリティ関連など硬めな領域でのコンサルタントでもあり、特に受動喫煙防止対策の測定コンサルとしては日本で唯一無二。
阪神淡路大震災ののち防災士・メンタルケアカウンセラー等の資格を取得、趣味は剣道・空手といった武道系と鉄道旅行。


ZIPPO(ジッポ)やロンソン、マーベラスでおなじみの「オイルライター」。愛煙家ならひとつは持っておきたいところです。100円ライターとは違い風に強く、アウトドアやキャンプでも活躍します。この記事では選び方とおすすめ商品をご紹介します。

ガスライターとなにが違う?
オイルライターとは?

IQOS(アイコス)、glo(グロー)、Ploom TECH(プルーム・テック)などの火を使わない加熱式タバコ以外の喫煙者の方は、タバコを吸う際にライターで火をつけると思いますが、オイルライターで火をつけてタバコを吸う姿を見て、「カッコいい……」と憧れたことがある人は少なくないはず。

オイルライターの魅力は、種類によって異なるふたを開ける際の「キィン」という高い音、火をつける際の「ジュッ」という音、マッチとは異なるオイルの独特なニオイ……など挙げればキリがなく、一度使ってしまうとそれらのとりこになってしまい、もう手放せない方も多いはず。

さらに、長く使えば使うほど味が出て愛着が増していくので、キズがついても、それすら愛おしくなるでしょう。

ちなみに、オイルライターはガスライターや使い捨てライターと異なり、気温が低い場所や強い風が吹いていても、火がつきやすくなっています。これで、外でタバコを吸う場合でも、火がつかなくてイライラしてしまうのを防げるかもしれません。

たくさんあるオイルライターの中から、長く付き合える「相棒」を手に入れましょう。

オイルライターの選び方

出典:Amazon

着火音とオイルのにおいがオイルライターの魅力です。

喫煙環境コンサルタント・板垣政行さんのアドバイスをもとに、オイルライターの選び方を紹介します。ポイントは下記の5つ。

【1】着火方式
【2】オイル持ちのよさ
【3】風防つき
【4】メンテナンスのしやすさ
【5】ブランドの個性

上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うオイルライターを選ぶことができます。選ぶ際には、着火方式やメンテナンスのしやすさなどをチェックすることが大切です。一つひとつ解説していきます。

【1】着火方式をチェック

出典:Amazon

オイルライターの火のつけ方は大きく、ふたを開けて親指でホイールをこするタイプとボタンを押すワンタッチタイプにわかれます。

火を消す場合はふたを閉める、ボタンから手を放すだけなので、どちらのタイプでもかんたんにできます。ただ、より手軽さを求めるのであれば、ワンタッチタイプを選びましょう。

なお、火のつけ方にこだわりたい場合、ホイールをこするタイプに軍配が上がります。先ほどもお伝えしたように、ふたを開ける際の「キィン」という高い音、独特なニオイなど、オイルライターを取り出す、火をつける、タバコを吸うまでの一連の動作は、ついつい目で追ってしまうはずです。

ホイールをこするタイプは、慣れるまで少し手間取るかもしれませんが、慣れさえすれば片手でも着火と消火ができるようになります。

【2】オイル持ちのいいライターを選ぶ

出典:Amazon

ライターのオイルは使わなくても気化する揮発性なので、オイル持ちのよさは必ずチェックしておきましょう。オイルは通常2~4週間の間隔で補充が必要になりますが、予備のオイルタンクを搭載したタイプなら、万が一、出先でオイル切れになってしまっても安心です。

ですが、ヘビースモーカーの方は上記よりも、さらに短い間隔での補充を習慣にしておいたほうがよいでしょう。

ただ、「オイルがどのくらい持つのか」は、実際に使ってみなければわかりません。そこで、参考にしたいのが商品の口コミ。どのくらいの間隔で補充が必要か、は事前に確認し、なるべくマイナス評価が少ないオイルライターを選べば、購入後に「失敗した……」と後悔することもなくなります。

【3】強風下で使うなら、風防つきを

屋外での使用機会が多い方は、芯の周りに風よけの風防がついたオイルライターを選びましょう。風防がついていれば、横風や強風が吹いていても、かんたんには消えることがないため、アウトドアシーンでも問題なく使うことができます。

ただ注意が必要なのが、パイプを吸うときには風防が邪魔になる可能性があるので、風防がついていないタイプを予備用に持っておくことも検討してみてもいいかもしれません。

【4】メンテナンスのしやすさも大切

出典:Amazon

オイルライターは、オイルの補充やフリント(着火石)の交換などのメンテナンスを定期的に行う必要があります。毎日磨いたり、なにかしらの手入れをすることで愛着が湧いていく人なら別ですが、さすがに毎日は手入れが面倒という方は、手軽にメンテナンスができるシンプル構造のオイルライターにしておきましょう。

ちなみに、フリントが消耗しすぎてホイールが回らなくなる可能性もあるので、予備のフリントを備えておけるスペースがあると、そういった場面に遭遇しても安心です。

【5】ブランドの個性で選んでみる

出典:楽天市場

オイルライターにはノンブランドの安価なものから有名ブランドの高価なものまで、さまざまなものがあります。そこで、オイルライターの代表的なブランドを紹介します。

「ZIPPO(ジッポー)」:ダントツの人気・知名度で価格帯も幅広い
「MARVELOUS(マーベラス)」:日本の老舗喫煙具メーカーが発売
「Colibri(コリブリ)」:高いデザインとスムーズな着火が魅力
「RONSON(ロンソン)」:ZIPPOよりも長い歴史を持ち無骨さと頑丈さを併せ持つ

これ以外にもたくさんのノンブランドや有名ブランドのオイルライターがあるので、使っている素材や見た目など、お気に入りの逸品が見つかるはずです。

もし、オイルライターを贈り物にするなら、相手の雰囲気に合うものをノンブランドや有名ブランドを問わず、幅広く探してみましょう。

喫煙環境コンサルタントからアドバイス
タバコ以外にアウトドア時に役立つ

【エキスパートのコメント】

私たちアウトドアフリークにとって、ライターは単にタバコに火をつけるための道具ではありません。縦走中の炊事やキャンプでの焚火など火をつけるシーンは数多あり、たとえ禁煙に成功したとしてもライターだけは手放すわけにいかないのです。

そしてそんな着火の瞬間を愉しむためには、やっぱり100円ライターではなく手になじんだオイルライターが一番。愛用歴40年超の私がお気に入りの品々をご紹介します。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)