リクルートライフスタイルの旅行情報誌「じゃらん」は2月28日、「全国道の駅グランプリ2020」を発表した。

  • じゃらん「全国道の駅グランプリ2020」

同調査は2020年1月10日~14日、北海道と沖縄を除く45都府県在住の20代~50代男女2,525名を対象に実施されたもの。

東北、関東、東海、関西、中国、四国、九州までの7エリアで、「じゃらん」本誌企画の各エリアにおける道の駅ランキング満足度ベスト10にランクインした計71施設を選択肢として設定。過去3年以内に行ったことのある施設の中から、行って良かった施設を3つまで選択し、行ったことがあると回答した数が80人以上の施設を対象に集計したという。

トップ5に入った駅の特徴は以下のとおり。

1位:あ・ら・伊達な道の駅【宮城県】
鳴子温泉郷へと続く道の途中にあり、温泉ドライブの行き帰りに便利な道の駅。大崎エリアの地場産品と、本州ではここでしか買えない北海道・ロイズのチョコが人気。道の駅ブームの火付け役ともいえる品揃えの豊富さでリピーターも多い。

2位:道の駅 猪苗代【福島県】
猪苗代磐梯高原ICより1分の好立地にあり、地元野菜や加工品がそろう産直のほか、オリジナル商品がそろうショップなど、地元食材にこだわったグルメやお土産が人気の道の駅。情報コーナーでは周辺観光情報も充実。磐梯山の絶景を望むレストランもおすすめ。

3位:道の駅 伊勢志摩【三重県】
志摩スペイン村や賢島方面へ向かう途中にある道の駅。物産館には近海の海産物がそろう他、レストランでは伊勢志摩グルメが味わえる。土日祝のみ、屋外で焼き貝コーナーが登場し、海女の文化が根付く伊勢志摩名物が堪能できる。

4位:道の駅寒河江チェリーランド【山形県】
大規模ショップやレストラン、屋台のように連なるファストフードコーナーなどグルメが充実の道の駅。年間を通して体験できる果物狩りも人気が高く、6月上旬まではいちご狩り、5月20日~7月中旬まではさくらんぼ狩りが体験できる。

5位:道の駅 蒜山高原【岡山県】
自然に囲まれたロケーションで、リゾートホテルも併設している道の駅。ジャージー牛乳を使ったプレミアムな乳製品が豊富。その他、レンタサイクルターミナルもあり、一日遊べて、高原リゾートを満喫できる。

5位:道の駅 たかの【広島県】
高野IC降りてすぐの県内最北端にある道の駅。比婆牛やりんご、大根、お米をはじめとする新鮮な野菜や果物、漬物などの加工品が年間を通じ並ぶ。レストランやフードコーナーでも、地元の素材を生かした飲食メニューを提供し、週末には生産者によるテント販売でにぎわう。