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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ

トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ

埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。


「真空パック器(フードセーバー)」とは、魚や肉の鮮度を守って保存できる機械のこと。本記事では、真空パック器の選び方とおすすめ商品、ユーザーの口コミをご紹介します。アイリスオーヤマなど日本メーカーの人気商品や専用袋不要で使えるタイプ、ロールセットも!

フードシーラーとの違いも解説
真空パック器とは

出典:Amazon

真空パック器とは、袋に食材を入れて空気を抜き真空状態にすることで、雑菌などの繁殖予防ができる機械のことです。フードセーバーと呼ばれることもあります。

食材が空気に触れにくいため、酸化の予防になり、長持ちさせることができます。

フードシーラーとの違いは?

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フードシーラーは、真空パック器と同じく食品などを入れてシールする機械ですが、空気を抜いて真空にする機能がないため、空気を抜かなくてよい食品の保存や、食品以外をパウチしたいときに向いています。なお、フードシーラーでも「真空保存」という名称や機能がついていれば、真空パック器として使用できます。

家で使う?キャンプなどにも使う?
真空パック器の種類

真空パック器には置き型と持ち運び型と2タイプがあります。それぞれ見ていきましょう。

持ち運び型|外出先でも使える

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持ち運び型は片手でも使えるハンディタイプもあります。サイズの小さいものを手軽に真空にしたいときに便利です。

食品以外にも使用したり、持ち運びができてコンパクトに使いたい場合は充電式でコードレスタイプが多いです。バックに入れて持ち運べば旅先のお土産や衣類などの手荷物なども脱気でき、省スペースとなり便利です。

置き型|大きな食品・食材にも使える

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家から持ち出したりせず、用途は食品だけなどの場合は置き型がピッタリ。

置き型は持ち運び型にくらべて幅広い商品が発売されているので、使いやすいものが選べるのがメリットです。使える袋の種類もたくさんあるので、大きなサイズのものも真空にできます。吸引力が高いのも魅力です。

上手な選び方をチェック!
真空パック器の選び方

それでは、真空パック器の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。

【1】脱気力(吸引力)
【2】本体のサイズ
【3】静音性
【4】掛かる時間
【5】その他の機能

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】脱気力(吸引力)をチェック

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真空パック器を考えるうえで大切なポイントは、脱気圧力にあります。kPa(キロパスカル)という単位で表現され、真空パック器の場合は60~90kPa程度のものを多く見かけます。

肉のブロックなど比較的大きなものを真空状態にしたいときや、短時間でしっかり密閉したいときは、80kPa程度の強力吸引タイプも視野に入れるといいでしょう。

また、肉・魚・乾物・パンなどを小分けにして、少量ずつ普段使いする場合は、60kPa程度の吸引力でも十分に密閉することができますよ。このように、シーンによって吸引力の強さを考えてみましょう。

【2】本体のサイズをチェック

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真空パック器本体サイズは、商品によって異なります。保存したい食品の大きさが大きければセットする袋も大きいものになりますので、本体サイズも大きくなります。保存したい食品の大きさを考えて選びましょう。

ほかにも、キッチンなどに置いておくか、ふだんは収納しておいて使うときだけ出すかによってもサイズの選び方は異なります。

【3】静音性をチェック

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真空パック器は、袋から空気を吸いだして真空状態にするときに大きな音がするものもあります。使用するときの音が気になる場合には、静音設計になっている真空パック器を選びましょう。

集合住宅に住んでいる、夜間の使用が多い、小さい子どもがいる、というときでも静音設計の真空パック器なら、音を気にせず使いたいときに使用できます。

【4】掛かる時間をチェック

一度にまとめて多くの食材やおかずを真空パックしたい場合には、1回あたりどのくらい時間がかかるのかもチェックしておくといいでしょう。

1回あたりにかかる時間が多いと、連続して使うことに疲れてしまいますよね。中には、スピードを重視した商品もあるので、そのような商品を選んでみるのもおすすめです。連続使用ができる商品を選ぶと、次から次へとスムーズに真空パックができます。

【5】その他の機能をチェック

本項では、選び方以外に、あると便利な機能についてご紹介いたします。こちらもぜひ参考にしてください。

モード調節機能はある?

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真空パック器の中には、ボタンやダイヤルでモード調整ができる商品もあります。

例えば、汁気のある食材をパックするときの専用モードや、強吸引、弱吸引と選べるモードがあると、食材に合わせて細かな調整ができます。

とくに、汁気のある食材はゆっくりと空気を抜いていかないと失敗してしまうことがあるので、このようなモードがあると幅広い食材に使用できるようになります。

また、自動モードと手動モードの切り替えができる真空パック器を選ぶと、より細かく調整しながら真空パックをすることが可能。食材だけでなく、雑貨や小物などいびつな形状をしたものを真空保存したい場合にも重宝します。

このように、プラスされている機能によって使い方がぐんと広がることも。どのような目的で使用するのかと併せて、チェックしてみてくださいね。

ロールカッターはある?

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ロール状になっている袋をセットして使用する真空パック器の場合は、ロールカッターのあるものを選ぶとより便利に使用できます。ロールカッターがないと、真空パックしたあと本体から袋をはさみで切り取らなければいけません。

ロールカッターがあれば、はさみで都度袋を切らなくてもスムーズに使用できます。連続して真空パックしたいときにも便利です。

専用袋が必要?

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メーカーによっては専用袋を必要とするものとそうではないものが販売されています。

一般的な真空用ポリ袋は100枚入りで700円前後で売られていることが多く、一枚当たり約7円。個々の真空パック器に対応する専用袋は、かなり丈夫にしっかり密閉できる作りとなっているので、専用ならではの安心さがあります。

メーカーにもよりますが袋に30~40円程度のコストがかかることも。一般的な真空用ポリ袋を使う場合には、ナイロンポリ袋を選びましょう。ただのポリ袋は空気を透過させてしまうので、長期の保存にはむきません。

余分な水分も抜ける?

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お肉や野菜など、水分の多い食材の場合、保存の際、よく食材から水分が出てきてしまいます。そんなとき、空気と一緒に余分な水分も抜いてくれる機能もあります。余分な水分を抜いて保存すると、通常よりも鮮度が保たれるためおすすめです。

仕組みとしては、空気と一緒に水分も吸引し、本体の貯水タンクに溜まる形です。もちろん、定期的に洗うといったメンテナンスは必要ですが、チェックしておきたい機能でもあります。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)