キングジムは、「新入園・新入学準備のお名前付け」に関する調査結果を発表した。同調査は2019年11月25日~27日、2019年4月に保育園・幼稚園・小学校に入園・入学した子どもを持つ25~45歳の母親400名を対象に、インターネットで実施した。

  • 子どもの入園・入学前の準備で、大変だと感じたこと

子どもの入園・入学前の準備で、大変だと感じたことを聞いたところ、最も多い回答は「持ち物へのお名前付け」(81.0%)だった。2位は「通園バッグ、給食袋などの裁縫」(46.3%)、3位が「学用品などの購入」(44.5%)となっている。

「お名前付けの経験有無」について聞くと、97.3%があると回答した。苦労した点を尋ねると「布などで失敗すると修正がきかないので困った(44歳・神奈川県)」「文字の大きさや、名前を貼り付ける場所が指定されていて縦書きや横書きがあり面倒だった(40歳・兵庫県)」などの声が寄せられた。

名前付けをした持ち物の点数を尋ねたところ、45.0%が「31個以上」と回答した。筆記用具・算数セットなど一つ一つに記名が必要なことから、26.5%は「51個以上」と回答ている。

自分の子どものために、名前付けでこだわりたいポイントを聞くと、4人に1人が「絵やマーク、書体、フレームなどで名前ラベルを装飾したい」と回答した。ひらがなが読めない子どものために、持ち物が判別できるよう工夫しているというコメントも寄せられている。

子どもの持ち物に名前付けを開始した時期を尋ねたところ、56.8%が「入園・入学する年の3月(入学月の前月)」と答えた。名前付けにかかった時間については、およそ4人に1人が「半日(12時間)以上」と答えている。

  • 子どもの持ち物にお名前付けを開始した時期

入園・入学後に名前付けで困った・不満だったことについて聞くと、「入園・入学後にもお名前付けする機会が多くあった」(54.5%)、「入園・入学後にお名前付けが消えて(取れて)しまった」(47.3%)が多かった。入園・入学前だけではなく、入園・入学後も持ち物が増える度に名前付けが発生し苦労しているという回答が目立った。

  • 入園・入学後にお名前付けで困った・不満だったこと