お笑い芸人の今田耕司と有吉弘行がこのほど、東京・汐留の日本テレビで行われた同局系バラエティ特番『NETA FESTIVAL JAPAN』(24日19:00~21:54)の収録の合間に取材に応じた。
この番組は、ミルクボーイ、3時のヒロインなどフレッシュな賞レース王者から、霜降り明星、EXIT、宮下草薙ら“お笑い第7世代”、NON STYLE、中川家、千鳥といった実力派まで、総勢50組85人の芸人がネタをメドレー形式で披露するもの。
有吉と共にMCを務める今田は「今の子らのネタの構成力や漫才、コント一つとってもレベルが高くてびっくりします。本当に今の世代じゃなくて良かったなと。(自分は)世に出れないと思います」としみじみ。
番組の特徴について「普通のネタ番組とはちょっと違う」と今田。「もちろん、緊張感がないわけではないのですが、どちらかといえば『みんなでワーッと楽しみましょう』みたいな」と言い表すと、有吉からは「これだけのメンバーをそろえておいて、トップバッターが小島よしおっていう(笑)」という指摘が。これに今田は「日テレさんの覚悟がうかがえますよね。“フェス”なんだと(笑)」と補足していた。
収録の途中段階ながら、印象に残った芸人を聞かれると、今田は「中川家」と答え、「どんな枠を与えられてもしっかりとお客さんを自分らに合わさせるというんですかね。実力者としての厚みがすごかったです」と舌を巻く。
一方の有吉は「霜降り明星とか『若いチャンピオンだな』と思ってたけど、今日久々に見たら貫禄があって。やはりすごいなと思いました」と感想。また、「僕、人で見ちゃうから、アンガールズの田中(卓志)が出たらどうしてもかわいく見えちゃう。『頑張れ!頑張れ!』と思うんですけどね。もうちょっと頑張ってほしかった(笑)」と親心を覗かせる場面も見られた。
今田と有吉の共演は10数年ぶり。今田は「有吉が司会者になってから(共演は)ないと思います。ひな壇で一緒に何回か出ている時にあるくらいで」と述懐しつつ、「一番(仕事が)ない時期にも番組に出てもらったりとか。その時から変わってなかったです。ずっとブレずに媚(こ)びないで、そのまま売れっ子になるっていうのはすごいと思います」と賛辞を贈った。
さらに、先日、芸能活動を再開したロンドンブーツ1号2号の田村亮、YouTubeチャンネルを開設した雨上がり決死隊の宮迫博之、謹慎中のチュートリアルの徳井義実を、いつか番組に出してはどうかという質問も。
今田は「チュートリアルは第2回には出てくれるんじゃないですか? ただ、ロンブーはネタタイプじゃないので。でも、もしかしたら亮は舞台が好きなので、誰かとコラボで出たりとか、そんなのはあり得るかもしれない」と述べ、「フェスのお客さんは温かいので、復帰はぜひこの番組で!」と冗談交じりにアピールしていた。
番組では、ドラマ『あなたの番です』の特別版が登場。キャストの田中圭、西野七瀬、金澤美穂と、人気芸人がコラボレーションを繰り広げる。さらに、歌ネタメドレーや、博多華丸・大吉プレゼンツの裸芸人大集結メドレーも行われる。
また、EXITが番組のオリジナルTシャツをプロデュース。ほかにも、日テレならではの企画が進行中だという。
出演芸人は、以下のとおり。
AMEMIYA、アイデンティティ、アインシュタイン、秋山竜次、アキラ100%・アンガールズ、EXIT、いつもここから、ウエスP、エイトブリッジ、大西ライオン、COWCOW、かまいたち、ガンバレルーヤ、神無月、小島よしお、ゴー☆ジャス、近藤春菜、3時のヒロイン、サンシャイン池崎、霜降り明星、ジャングルポケット、すゑひろがりず、タイムマシーン3号、チョコレートプラネット、つぶやきシロ―、テツandトモ、とにかく明るい安村、友近、トレンディエンジェル、中川家、なかやまきんに君、納言、NON STYLE、博多大吉、8.6秒バズーカ、ハナコ、はなわ、ハリウッドザコシショウ、ひょっこりはん、ぺこぱ、放課後ハートビート、宮下草薙、ミキ、ミルクボーイ、夢屋まさる、四千頭身、和牛 ほか