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【この記事のエキスパート】
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー:田子 政昌
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。
現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。
各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。
陸上や水泳などスポーツ競技のタイム計測はもちろん、勉強や仕事と多用途で使えるストップウォッチ。この記事では、ランニングインストラクターの田子政昌さんと編集部が厳選したストップウォッチのおすすめ商品と選び方をご紹介します。
ランニングインストラクターが解説
ストップウォッチの選び方のポイント
ここからは、ストップウォッチの選び方のポイントについてご紹介していきます。
【1】計測機能の秒数単位を確認
【2】用途に合わせて計測方法を選ぶ
【3】そのほかの機能
上記のポイントを参考に、商品を選んでみてください。
詳細についてこれより説明していきます。
「1/1000秒」単位で計測可能なものも
【1】計測機能の秒数単位を確認
計測するうえで、僅差の比較をする際に役立つのが秒数単位で表示する機能。ほとんどのストップウォッチは「1/100秒」ですが、なかには「1/1000秒」の単位で計測できるものもあります。日常で使用する機会がないなら、「1/100秒」計測で事足りるでしょう。
通常計測・積算計測・ラップタイム・スプリット・カウントダウン計測など
【2】用途に合わせて計測方法を選ぶ
ここでは、トラック競技・駅伝・カウントダウンやロスタイムのある競技など、目的によって異なる計測機能の種類をご紹介していきます。
陸上競技など
通常計測
スタートからゴール地点までを計測する一般的な計測方法。
ロスタイムのある競技など
積算計測
サッカーやトライアスロン、総合格闘技など、合間にロスタイムのある長時間競技で使われる計測方法。
モータースポーツ・トラック競技など
ラップタイム計測
ランニングやジョギング、マラソン、F1などトラック周回競技で使われる計測方法。
駅伝など
スプリットタイム計測
途中経過時間の計測を指します。マラソンなら10km、20km地点での各タイム、駅伝なら区間ごとのタイムを計る際に用います。自分が予め設定した地点の経過タイムを知りたい場合に役立ちます。
格闘技・ボクシングなど
カウントダウン計測
予め設定した目標タイムからカウントダウンしていく計測方法。休息時間の計測やボクシングのスパーリング、または筋力トレーニングなど負荷をかけるトレーニングなどの目安の時間として使われます。
メモリー機能・防水機能・ソーラー充電機能など
【3】そのほかの機能もチェック!
メモリー機能・防水機能・ソーラー充電機能などそのほかの機能についてもチェックしておきましょう。
メモリー機能をチェック
SEIKO(セイコー)『プリンター一体型ストップウオッチ(SVAS013)』:
大会など大人数の計測に適したプリンター内蔵のストップウォッチ。300本まで可能なメモリーはブロックごとにわけてメモリーもでき、オートスタート機能までついている。
測定したタイムは、ラップタイムなども含めて次のタイム測定をスタートした際に消えてしまうタイプがあります。その場でタイムを伝えたり、メモに書き残すことができればいいのですが、それが難しい場合はストップウォッチ内に保存できるタイプを使うことで解決できます。
測定したタイムを保存することで、のちほどゆっくりタイムを確認することが可能です。機種によっていくつまで保存できるかが変わるので、事前にスペックを確認しておきましょう。
防水機能
SEIKO(セイコー)『ストップウオッチ(SVAJ103)』:
SEIKO(セイコー)『ストップウオッチ(SVAJ103)』
防水機能がないストップウォッチの場合、電池交換の際に水分が入り液晶が表示されなくなるなどのトラブルにつながるため、防水タイプの商品を選ぶとよいでしょう。
ソーラー機能
SportCount(スポーツカウント)『Stopwatch』:
ちょっと変わった指に装着するタイプのストップウォッチ。耐水深度50mまであるので水泳でも使える。自分で気軽に計測したい人にはぴったりだ。
比較的リーズナブルな価格のストップウォッチはボタン電池を電源としていることが多いですが、スポーツ現場で用いられるタイプは太陽電池となっているものもあります。
太陽電池タイプは、野外で使っている限りほとんど電池切れを起こさないため、使いやすいです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)