お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雄が27日、都内で行われた東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『パパがも一度恋をした』(2月1日スタート、毎週土曜23:40~)の制作発表に登壇した。

ドランクドラゴンの塚地武雄

同ドラマは、阿部潤氏の同名漫画が原作。愛する妻・多恵子(本上まなみ)が亡くなって以来、ショックで丸3年間引きこもり中の山下吾郎(小澤征悦)のもとに、突如不審な中年男(塚地)が現れるが、その正体は、吾郎を心配するあまり、けなげにもおっさん姿になって生まれ変わってきてくれた妻・多恵子だった…というラブコメディだ。

塚地は最初、マネージャーから「妻役です」と言われ「何言ってんの!?」とリアクションしたそうだが、設定を聞いて「難しそうだなと思いましたけど、やりがいもあるだろうなと思ったので、ぜひやらせてくださいという流れになりました」と経緯を説明。

これまでコントなどで女装して女性の役を演じたことはあるものの、「今回はこのまんまで女の人に見えなきゃいけないというのが難しいポイントだと思うので、たくさんの女性の方々の座ってから立ち上がる姿とかを見させていただいて、その集合体を自分でやるみたいな」と、独特の役づくりに励んだそうだ。

その成果が出たのか、本庄は「塚地さんがかわいすぎる!」、小澤も「かわいいね」と絶賛。一方で、娘役の福本莉子は、朝から長時間撮影して夜過ぎに塚地を見ると、我に返って笑いだしてしまうそうで、「どんどんツボに入っちゃって。夜の撮影は危険ですね(笑)」と警戒した。

そんな中、ドラマの内容にかけて「人は見た目と中身、どちらか」という質問をキャストにぶつけると、本庄は「やっぱり中身だと思いますね。イケメンすぎるとどうしていいか分からなくなっちゃう」と回答。すると、司会の東海テレビ・福島智之アナウンサーが「自分の容姿が塚地さんになってもいいですか?」と、塚地の目の前で確認してしまった。

これにはさすがの塚地も「俺、罰ゲームじゃないですよね? しっかり生きてるんです!(笑)」と強調。「俺、別に見た目0点やと思って生きてないし、100点くらいのつもりでおるんですよ! 罰ゲームやないっちゅーねん! でも、世のおっさんたちの代表としても頑張りますよ!」と熱弁し、福島アナも「本当に失礼いたしました…」とタジタジになり、会場は爆笑となった。

しかし、台本通りに進めるしかない福島アナは、直後に小澤にも「実際にドラマのシチュエーションになったときに、受け入れる自信はありますか?」と聞いてしまい、塚地は「マジでどういうことなん!?」と混乱していた。

  • (左から)福本莉子、小澤征悦、塚地武雅、本上まなみ

  • “2人の妻”から特製ケーキを食べさせてもらい、ひげに生クリームをつけた小澤征悦