アイドルグループ・欅坂46の活動を休業することが23日に発表された佐藤詩織が同日、公式ブログで理由を説明した。
佐藤は「私が欅坂46のメンバーになって、もう4年と5ヵ月が経ちました 常に周りの事にがむしゃらでした 美術大学にいる学生の私と欅坂46でアイドルをしている私。常に2人の私が居るようで、今思えば、毎日がすごくすごく精一杯の日々だったなって感じます」とこれまでの活動を回顧。
「2019年の3月に、無事美術大学を卒業し、やっと1人の私になりました。それから、ふと、自分の事や、自分の周りの事を深く考える事が多くなりました 今までがむしゃらに過ごしてきた日々を少しゆっくり思い返してみたり、自分の頭の中を整理する感じで。周りの環境が変わっていく中で、新しい一歩を踏み出した人を見ていく中で、もっと色々な世界を見て、成長したいなと思うようになりました」と心境の変化を明かし、「私、佐藤詩織は少しの間、欅坂46の活動をお休みし、美術の勉強のため留学させて頂きます」と報告した。
そして、「アイドルという職業を4年と少しやらせて頂き、沢山の経験をさせていただきました。東京ドームという沢山のアーティストの方々が夢見る場所で、欅坂46としてLIVEをする夢も叶えていただきました」と再び活動を振り返り、「欅坂46としてさせて頂いた事は、一つ一つがキラキラしていて、どれも一生忘れる事は出来ないと確信できる程、素晴らしい景色でした。本当に、欅坂46になれて良かったと思う約4年と5か月でした」としみじみ。
続けて、「どんな時でも応援して頂いた皆様のおかげです。本当に本当に、数え切れない程、不安にさせてしまう事があったと思います。それでも、LIVEをしたり、握手会をすると、変わらず皆さんの顔が見れて、ちゃんと応援して下さってるのだなって有り難い気持ちでいっぱいになりました。本当にありがとうございました」とファンに感謝。
「そして、共に困難を沢山乗り越えて夢を叶えてこれた、欅坂46のメンバー。こんなに心が素敵で優しい人間て、こんなにも沢山集まるのだなって、いつもいつも思いました。みんなは優し過ぎて傷つきやすかったりするのでこれからも自分を大切に、頑張ってほしいです みんなとだったからここまでやってこれた気がします。改めて、出逢えて良かった大好きすぎる の言葉で溢れてます」とメンバーへの思いもつづり、スタッフやメディアにも感謝した。
さらに、「こんな有り難い環境に、自分が所属する事が出来るなんて、大学に入ったばかりの私は夢にも思ってなかったです。そして、この有り難い環境に感謝すると同時に、甘えていないで自分の武器をもっと磨くチャレンジをしたいな、と思うようになりました。もっと沢山の物を見て、触れて、インプットして、そういう時間が必要だなと。皆さんには突然のことでビックリさせてしまったかもしれませんが、、」と改めて今回の決断について説明。
「私は、欅坂46が大好きです。自分の人生の中に、欅坂46があって良かった。数え切れないほどの大切な思い出や皆さんから頂いたお言葉、一つ一つを忘れずに思い出しながら、前に進んで、またひと回り大きな自分になって、欅坂46に戻って来れたらなと思います」と成長を誓い、「皆様には、これから先も続いてゆく、欅坂46の歴史を温かく強く応援して頂けたらなと思います。どうか 欅坂46をよろしくお願いします」とメッセージ。「勿体ないくらいの沢山の愛を本当に本当に、ありがとうございました! これから先もメンバー、スタッフさん、そして、皆さんが、沢山の幸せで溢れていますように」と締めくくった。
なお、欅坂46の公式サイトでは、平手友梨奈の脱退、織田奈那と鈴本美愉の卒業、佐藤詩織の休業が発表された。