歌手の大黒摩季が、24日に放送されるテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜 21:00~)に出演し、ヒット曲をメドレーで披露する。
番組では「女性ファンが選ぶ大黒摩季の名曲ベスト10」を調査。人気上位にランクインした楽曲「熱くなれ」「あなただけ見つめてる」「ら・ら・ら」をメドレーでパフォーマンスする。
「熱くなれ」は、96年のNHKアトランタオリンピック放送テーマソングで、大黒は「『正義が社会を変えられないなら 愛しかないでしょう』という歌詞が、今となっては広い意味となり核心的になりました」と語る。
「あなただけ見つめてる」は、テレビ朝日系アニメ『SLAM DUNK』の初代エンディングテーマ曲だが、コミックを全巻読み終わる前にこの曲を書き下ろしてしまったそうで、読み終えた後に「その内容の深さと感動で、痛い女子の根性LOVE話の歌詞にしてしまったことを申し訳なく思ったことを思い出します」と当時を振り返った。
さらに、94年の大ヒット曲「夏が来る」、そして沢口靖子主演ドラマ『科捜研の女』の主題歌「My Will ~ 世界は変えられなくても ~」も披露する。「夏が来る」が生まれた当時は、親戚が集まるたびに「彼氏はいないのか」「結婚はしないのか」と詮索されていたといい、「私の自由の味方であり、大好きだった祖父母までが心配し始めたので、逆ギレのように一気に歌詞を書き上げました」と制作秘話を明かした。
この日の放送では、映画『アナと雪の女王2』でクリストフ役の日本版声優を務める原慎一郎が初登場し、劇中歌「恋の迷い子」を披露する。
原がこの楽曲をテレビで歌唱するのは、今回が初めて。「それが生放送のミュージックステーションということで、とても緊張しています! 金曜日に近づくに連れ、プレッシャーも感じつつ、ワクワクとドキドキが交互に迫ってくる感じです! 本番では楽しく歌いたいと思います!」と意気込んでいる。