Hayato:あと実はすごい人見知りです。お客さんにも人見知りしちゃうくらい。シャイでピュア。

J:言葉を変えるなら、裏道を通れない人間ですね。すべてをまっすぐに伝えてくる。打ち上げに行って、帰りたくなかったら帰りたくないオーラをすぐ出すし、けっこう等身大で生きてるんだと思います。

――なるほど。では最後にリーダーのJさんについて教えてください

little Skeet:さっきJさんが僕の話の時に行ってましたけど、ムチャぶりというか……発言がぶっ飛んでるんですよ。「じゃあここで一回、空中浮遊してみよっか」みたいなことを言ってくるんですね。楽しいんですけど、言っている言葉がとにかく不思議。

Hayato:リーダーで一番年上なんですけど、一番少年って感じがしますね。いろいろ思いつくし、少年の気持ちを忘れてない。

  • 「Jさんは、誰もがめんどくさくて嫌がる作業なんかも、一番楽しんでやってくれるタイプ。細かい部分も一歩引いて、何が必要かを考えてくれている感じがします」(Taka.)

Taka.:すごくめんどくさいことってあるじゃないですか。移動させた机を全部元に戻すみたいな、誰もがめんどくさくて嫌がる作業なんかも、一番楽しんでやってくれるタイプ。セットリストの分数とかも、いつもJさんが計算してくれてるんですよ。この間、Jさんだけ別の仕事でいなかったときに、だれも分数とか計ってなくて、電話する?ってなりました。そういう細かい部分も一歩引いて、何が必要かを考えてくれている感じがします。だからこそ、こっちも自由に遊べるんですよね。

――まさにリーダーですね。

初対面のとき、お互いをどう思ってた?

――ではここからはさらに突っ込んだ質問をしていきたいと思います。初対面の時、お互いに「この人とは仲良くなれそう」「この人は苦手だな」と思ったメンバーが知りたいんですが……

Taka.:俺はSkeetにダンスを教えてもらってたんですよ。ウチはダンスの事務所なんですけど、ダンスとかやったことなくて。でも入れちゃったので、ダンスを勉強しなくちゃいけなかったんです

little Skeet:それで、オーディションの後に事務所のダンス練習にTaka.が来たんです。忘れもしないピンクのスウェットで(笑)

Taka.:目立たなきゃ、と思って(笑)

  • 少し恥ずかしそうなTaka.さん

little Skeet:それで、おっ!と目に留まったんだけど、全然踊れてなくて。で、同い年だったからその後にゴハンに行ったんですよ。

Taka.:そこで「ダンス教えてよ」って言って、ウチの近所の公園でずっとダンスを教えてくれてたんです。

little Skeet:そこからは普通に仲良くなった感じだね。

Taka.:逆におれはHayatoのことが嫌いでした(笑)

Hayato:本当に、結成して3年くらいはほぼ口をきいたことが無かったです……。でもなんか飲みに行くようになって、自然と話せるようになったよね。

Taka.:いや、俺が帰りに1人で帰るのが嫌だったんですよ。なんかみんなでワイワイして楽しかった後に、スンってひとりになる感じが。とにかく、もうその頃は、メンバーとして少しはHayatoと話せるようになってて、帰る電車も一緒だったんです。

J:え、何? 初デート終わりかなんか?(笑)

Taka.:いや、スンってなるでしょ! そのとき、Hayatoの方が先に電車を降りて、俺はそこから3~4駅先の駅で降りるんだけど、Hayatoが降りるときに袖をつかんで「駅までついてきて」って。

Hayato:何それ!ですよね。もう拉致みたいなもんですよ、羽交い絞めで。

  • 当時の状況を再現するHayatoさん

Taka.:その頃から、何ていうか友達じゃないな、っていうか。メンバーとして良いところも見えるようになってきて、認められる部分は認められるようになってきたんだと思います。

――リーダーのJさんは、全員を苦手と思っていたということですが……

J:僕はみんなに初めて会った時は、別のグループで活動していたし、事務所に新しい子たちが入ってきた、くらいの認識だったんですよ。初対面の時は、まさかこうやって一緒にWEBERをやるなんて思っていなかったから……仲良くなれそうとも、苦手だなとも、どっちも思ってなかったですね。頑張ってね、なんて思ってたら、気付いたらWEBERになってた。

  • もともとはみんなの先輩だったJさん

Taka.:そうだよね。最初はすごくカッコいいなーって思っている先輩でしたもん。

J:でも付き合ってみると、友達にはいないタイプ。今まで僕の周りにはいなかったタイプばかりなので、もし友達だったらこんなに一緒には居られないんじゃないかな。メンバーだから一緒に居られる。僕の中では、家族、友達、メンバーっていう括りがある感じです。

Hayato:だからかプライベートに全然付き合ってくれないんですよ。その点は、ちょっと寂しいんですけど……。

  • 仲睦まじい様子の、WEBERの皆さん

いかがでしたか? 次回の後編では、「一緒に旅行に行くなら誰?」などさらに突っ込んだ質問をぶつけていきます!