東京都はこのほど、「男性の家事・育児参画状況実態調査」の結果を発表した。調査期間は2019年8月23~29日、調査対象は東京都在住の18歳以上70歳未満の個人5,000人で、このうち未就学児を持ち配偶者と同居している2,000人を抽出した。

男性の育休取得、職場の雰囲気が影響

  • 育休等を希望通り取得しなかった理由【男性・配偶者有・未就学児有】(出典:東京都Webサイト)

子育て世代の家事・育児関連時間を週平均でみると、男性は家事・買物時間が63分、育児時間が143分だったのに対し、女性は家事時間が136分、育児時間が369分と、ともに女性が男性の2倍以上となった。

男性の育児休業等の取得状況を調べると、「育休等を希望通りに取得できなかった」が79.1%に上り、「育休等を希望通り(又は希望以上)所得できた」は16.2%にとどまった。

育休等を取得しなかった・希望よりも期間が短い男性にその理由を尋ねると、「職場が取得できる雰囲気でなかったから」が最も多く43.4%。次いで「職場に代替要員がいなかったから」が36.8%、「育休取得中の収入減が家計に景況するから」が26.4%となった。一方、育休等を希望通り・希望以上に取得できた男性にその理由を聞くと、「職場が取得しやすい雰囲気だったから」が69.1%で最多となった。

男性の家事・育児参画のイメージを問うと、6割近い59.1%が「男性が家事・育児を行うことは当然だ」と回答。次いで「夫婦間の関係にいい影響を及ぼす」が47.2%、「子供にいい影響を与える」が46.8%となった。

男性の家事・育児参画を進めるために必要なことは、1位「夫婦や家族間のコミュニケーションをよく図ること」(48.0%)、2位「各企業が働き方改革など労働環境整備を進めること」(46.4%)、3位「家事などに参加することに対する男性自身の抵抗感をなくすこと」(46.3%)と続いた。