アイドルグループ・AKB48が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第70回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。
12回目の出演となる今回、AKB48メンバーと世界8都市の海外全姉妹グループのエースが“紅白世界選抜”を結成し、「恋するフォーチュンクッキー~紅白世界選抜SP~」を披露する。
同楽曲は卒業した指原莉乃のセンター楽曲だが、今回は小栗有以がセンターを担当。「すごく素晴らしい歌番組でセンターを務めさせていただくということでうれしいです。海外グループのメンバーがいて言葉の壁もあるんですけど、心を一つにして最高なパフォーマンスをお届けできるように頑張りたい」と意気込みを語った。
柏木由紀は「去年も『恋するフォーチュンクッキー』を歌って、去年はさっしー(指原莉乃)がいたんですけど、今年は卒業しているので、さっしーの衣装を勝手に借りて、さっしーの衣装を着て意気込みを表してみました」と告白。ほかのメンバーも知らなかったようで、「そうなんですか!?」と驚いた。
向井地美音は「振り付けも普段とは違うバージョンで海外のバージョンっぽいポーズも入っているのでそこも注目していただけたらうれしいです」と伝え、横山由依も「海外の姉妹グループのメンバーの現地の言葉を使ってAKBのメンバーも歌唱するので、そこにも注目していただきたい」とアピール。
岡田奈々は「世界中の仲間たちと歌えることがすごく幸せです。衣装もかわいいものになっているので楽しみにしていてください」と話し、Team SHのリュウネンは「紅白に来られてとてもうれしいです。ここでパフォーマンスできるてことはすごく光栄です。みなさん、楽しみにしてください」と呼びかけた。
今年の紅白は令和初、そして第70回という節目。2016年より東京オリンピック・パラリンピックに向けて「夢を歌おう」をテーマに掲げてきたが、今年はその締めくくりの年となる。総合司会は内村光良と同局の和久田麻由子アナウンサー、紅組司会は綾瀬はるか、白組司会は嵐の櫻井翔が務める。