京浜急行電鉄は2020年1月21日に開業する「京急ミュージアム」に関して、オープン当初はウェブでの事前申込みによる抽選入場制を採用すると発表。あわせて館内の体験コンテンツの詳細についても発表した。
「京急ミュージアム」は横浜・みなとみらい21地区の京急グループ本社1階に開設する企業ミュージアム。歴史的車両であるデハ230形を展示する「京急ヒストリー」、バス運転台を再現する「バスネットワーク」など、屋外展示を含む6つのコンテンツで構成する。入場無料、一部体験は有料となる。
オープン当初は混雑が予想されることから、開業日の1月21日から2月24日まで事前の抽選で1日の入場者数を300人に絞り、100人を3回に分けて2時間で入れ替える。「京急ミュージアム」ウェブサイトにて1月5日23時59分まで申込みを受け付けており、当選者にはメールで通知する。
体験コンテンツの目玉は、「プラレール」でオリジナルデザインの京急電鉄の車両を作れる「マイ車両工場」。約30~60分で制作でき、完成品は専用のオリジナルボックスに入れて持ち帰れる。1日3~5回、各回12人定員制で実施し、体験料は1回1,000円。
京急沿線を忠実に再現した約12mの巨大ジオラマを鉄道模型(車両)が走り、車両の先頭に付けたカメラの映像を見ながら本物の800形運転台で捜査する「京急ラインジオラマ」(1回100円)、新1000形の運転台から映した実写映像で体験できる運転シミュレーター(1回500円)も備える。