2020年12月1日に開局20周年を迎えるBS-TBSが19日、都内で「開局20周年記念プロジェクト」記者発表会を開催。パラスポーツをテーマにした特番とドラマ、小林稔侍主演の人気シリーズ『窓際太郎』の新作『税務調査官・窓際太郎の事件簿 スペシャル』(仮)など、開局20周年記念番組の概要を発表した。
「開局20周年記念プロジェクト」は、「感謝」と「挑戦」をキーワードに展開。3月は3夜連続特別企画として、特番『パラスポーツは世界を変える』(仮)、ドラマ『左手一本のシュート』、ドラマ『伴走者』を放送し、2020年4月以降にドラマ『税務調査官・窓際太郎の事件簿 スペシャル』(仮)を放送する。
『パラスポーツは世界を変える』(仮)は、「パラスポーツへの理解を深める」をテーマに、さまざまな企画でパラスポーツの魅力を伝える番組。パラスポーツとつながりのある著名人による国内外の超人的パラアスリートへの密着取材や、パラスポーツならではのルールや特性の紹介などを通じて、競技の面白さとアスリートの凄さを実感できるような内容に。
『左手一本のシュート』は実話をもとにした感動の青春ドラマで、島沢優子氏の『左手一本のシュート 夢あればこそ! 脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)が原作。高校入学式の3日前に脳出血に襲われ、一命はとりとめたものの右半身麻痺により選手としての復帰は絶望的となった主人公が、再びコートに立つことを目指してリハビリに取り組む姿を描く。
『伴走者』は、浅生鴨氏の同名小説が原作。不慮の事故で視力を失った元サッカー選手がブラインドマラソンランナーとして再起し、実業団陸上部から戦力外通告を受けたランナーを伴走者として迎え、次第に信頼関係が生まれていくというストーリーだ。
そして、小林稔侍主演の人気シリーズ『窓際太郎』の第35作となる新作『税務調査官・窓際太郎の事件簿 スペシャル』(仮)がBS-TBSに登場。中山優馬、矢作穂香、本田博太郎がゲスト出演する。舞台は、国際空港がオープンし観光客が増えている宮古島で、12月中旬にクランクインしている。
このほかにも、スペシャルドラマと大型紀行番組を制作予定。2020年12月には開局記念DAYも編成予定だという。