女優の瀧本美織が、2020年1月1日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『相棒season18 元日スペシャル』(21:00~23:15)に出演することが18日、明らかになった。

  • 『相棒season18 元日スペシャル』に出演する瀧本美織=テレビ朝日提供

元日スペシャルは、警視庁主催の年末ゴルフコンペ会場で爆発騒ぎが発生し、特命係の杉下右京(水谷豊)が地下駐車場に閉じ込められてしまうところからスタート。爆発を仕組んだのは、元組長の解放を要求する暴力団の構成員であり、右京ら計9人は拳銃を手にした犯人に監禁されることに。はたして右京はこの極限状況にどう立ち向かい、人質たちを無事、解放することができるのか。そして、地上で捜査を進める冠城亘(反町隆史)は、事件の深層にたどり着くことができるのか。

『相棒』シリーズ初出演となる瀧本が演じるのは、右京とともに監禁されてしまう、警備会社社長秘書の雨宮紗耶香。彼女は、自身が秘書として仕える警備会社社長・蓮見恭一郎(長谷川初範)の息子で、警視庁のエリート係長・蓮見誠司(浅香航大)と交際中という設定だ。

瀧本は「こんなにも長くシーズンを重ねているドラマ『相棒』の、1年のはじまりにご覧いただく作品によんでいただいて、とてもうれしかったです。今度のお正月は実家に帰って、この『元日スペシャル』を観ながら家族で過ごす予定なのですが、お正月の楽しみができました。特に祖父は『相棒』が大好きで、親戚一同も見ている作品なので、“家族孝行”ができるなとも思いました」と喜びのコメント。

そして、「撮影の合い間、水谷さんから話しかけてくださって、地元や家族のことなどいろいろなお話をさせていただきました。私は鳥取出身なのですが、水谷さんも撮影で鳥取に行かれたことがあるそうで、『砂丘の景色は素晴らしかった』と言ってくださったり、鳥取のお雑煮は“ぜんざい”で珍しいという話になったり…」と明かす。

続けて「実は、『相棒』の撮影は毎朝、水谷さんがスタッフ、キャストの皆さん全員と握手するところからはじまって、撮影終了後も握手で終わるんです。水谷さんは“座長”として私たちゲストにも安心感を下さる絶対的な存在。今回も“一緒のチームだよ”と温かく受け入れてくださった感じがして、すごくうれしかったですね。握手してくださる度に感動して、毎回『わぁ~(感動)!! ありがとうございます!』と言っていました」と笑顔で振り返った。

今回のスペシャルについては、「ストーリーやシチュエーションなどこれまでのシリーズになかった展開が出てきます。また、今回のスペシャルはかなりド派手なシーンが多く刺激的かもしれません! 事件に関わる怪しい人も次々変わっていくので、そこもみどころです。ご家族で楽しんでいただけたらうれしいです。新しい年のはじまりはぜひ『相棒』で(笑)!」とPRしていた。

  • (左から)瀧本美織、水谷豊、反町隆史=同

  • 長谷川初範=同

  • 浅香航大=同